ロボカップをご存じだろうか。 サーボや配線が剥き出しのロボットたちがサッカーボールを蹴って(もしくは別の競技もあったかもしれないが)試合をしている様子を何かで見かけたことがあるかもしれない。このイベントがまた今年、7月17日から中国で開催されるという。 ただ正直言うと、この取り組みがどういうものなのかあまりよくわかっていなかった。いわゆるアカデミックなイメージと、そもそもロボットが実生活の中で活躍する時期というのはまだ先だと考えていたのも大きい。 しかし今、時代は大きく動こうとしている。特にソフトバンクが発表したPepperのインパクトは大きい。本来は数百万単位でかかるはずの筐体を20万円程の価格で世に出したという事実は、かつてのモデム無料配布を思い起こさせる。 ロボットで一体何が変わるのだろうか?そして今、事業を仕掛ける側の私たちはどのフェーズにいるのだろうか。 国内のロボット開発に携わ