全国で相次ぐ連続強盗事件について、フィリピンの入管施設に収容されている日本人の特殊詐欺グループを警察当局が公開手配する方針を固めたことがわかりました。 【写真を見る】フィリピン入管収容中の日本人特殊詐欺G 身柄送還求める方針 警察庁によりますと、東京・狛江市の強盗殺人事件など14都府県の少なくとも20の事件について同一グループの関与が疑われています。 警察当局はフィリピンの入管施設に収容されている日本人の特殊詐欺グループの男らが一連の強盗事件に関与した疑いが強まったとして捜査していますが、警察当局がこの男らについて公開手配を行う方針を固めたことが分かりました。 日本の警察当局はあわせてフィリピン政府に身柄の送還を求める方針です。 事件では「ルフィ」などと名乗る人物がSNSで犯行の手順を指示していたとみられています。