米国ハイテク株を「偏食」してきた韓国国内の個人投資家が最近、日本総合コンテンツ企業のKADOKAWAを集中的に買っている。国内投資家のKADOKAWA株保有残額は2146億ウォン(約193億円、23日基準)と、米国のAT&T(2075億ウォン)、ネットフリックス(1588億ウォン)、スターバックス(1348億ウォン)よりも多い。韓国投資家が保有する海外株式はほとんどが時価総額10兆ウォン以上の超大型株だが、KADOKAWAの時価総額は約2兆ウォンにすぎない。国内個人投資家の海外株式ポートフォリオが多角化しているという分析が出ている。 ◆日本コンテンツ株KADOKAWAが急浮上 韓国預託決済院によると、国内投資家のKADOKAWA株保有額は今年に入って急増した。4月末132億ウォン、6月末756億ウォン、8月末2038億ウォンで、最近は米最大手通信企業AT&Tも超えた。国内投資家が最も多く保