12日に投開票された鹿児島知事選で、2期目を目指した自民・公明推薦の現職、三反園訓氏が、新人の元経産官僚、塩田康一氏に敗れたことを受けて、共同通信が「『安倍離れ』進む」と論評して報じた。この内容にネット上で「フェイクニュースではないか」などと疑問や批判が噴出している。 今回の鹿児島知事選は、三反園氏のほか、元知事の伊藤祐一郎氏(立憲民主党鹿児島県連推薦)ら7人が名乗りを挙げる歴史的な大激戦になった。 三反園氏はテレビ朝日の政治記者として、お茶の間でも知られ、4年前の前回知事選では、川内原発の再稼働を推進した当時現職の伊藤氏を批判し、脱原発を訴える戦術で初当選した。 一般的に現職の2期目の選挙は特に強いとされるが、知事就任後に再稼働容認に転じたことで批判を受けるなど、在職中は求心力を失い、九州経済局長などを歴任した地元出身の塩田氏に敗れた。 共同通信は選挙結果について、三反園氏が与党の推薦を