自民党の石破茂幹事長が代表を務める政治団体が2006~11年、在日韓国人が代表取締役などに就く鳥取市内の企業3社から計75万円の献金を受けていたことがわかった。 政治資金規正法は外国人や外国人が主な構成員になっている団体からの献金を禁じており、石破氏側は同法に抵触するとして全額を返金。石破氏の事務所は「代表者は通称に日本人名を使っており、外国人とわからなかった」と釈明している。 事務所などによると、11年3月に発覚した前原誠司・国家戦略相(当時外相)の在日韓国人献金問題を受けて、石破氏側が調査。石破氏が支部長の「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」が、パチンコ店などを経営する企業グループの3社から献金を受けていたことが判明した。
自民党の安倍総裁は15日、指定暴力団との関係が指摘される男性と一緒に写った写真を同日発売の「週刊ポスト」が掲載したことについて、「写真撮影時の1回しか会っていない。深い関係には全くない」とのコメント文を発表した。
森口氏が本紙記者に対し、34歳男性患者に心筋細胞移植を行ったと説明した手術の様子。細胞を心臓表面に注射する手応えまで語っていた(森口氏提供のビデオ映像から) 11日朝刊1面に掲載した「iPS心筋を移植」「初の臨床応用」の見出しの記事などについて、読売新聞は12日、iPS細胞(新型万能細胞)から心筋細胞を作り、心不全患者に細胞移植の治療を行ったとしていた森口尚史(ひさし)氏(48)の説明は、虚偽と判断した。 その理由と、取材・報道の経緯などを報告する。 ◆「共同執筆者」知らされず◆ 森口氏が患者への治療を試みたと主張している米マサチューセッツ総合病院(ボストン)の広報担当責任者スーザン・マクグリービー氏は12日(現地時間)、「iPS細胞の臨床研究に関する申請自体がない。(森口氏による)手術は、当病院では一切行われていない」と述べ、森口氏の主張を全面的に否定した。 同病院は、11日に発表した声
TBSテレビが2009年度、農林水産省の補助金を受けて行ったイベントで、補助対象外の土地使用料などを同省に請求し、補助金約2990万円を過大に受け取っていたことが会計検査院の調べで分かった。 TBSは指摘を受け、過大受給分を国に返還する。 TBSは09年9月~10年3月に91日間、東京都港区赤坂の本社前の「赤坂サカス」で産直イベント「サカスマルシェ」を開催。10年4月に同省の補助金約1億1500万円を受けたが、自社が所有する赤坂サカスの土地使用料約2000万円を含めていたほか、人件費やタクシー代など約1000万円も過大だった。 TBSは「補助金は農水省が交付を決めたもので、適正な受給と認識していたが、検査院の指摘を受け返還を決めた」としている。農水省は「コメントできない」としている。
福岡県警博多署は12日、18歳未満の少女を買春したとして、福岡市早良区室見4、九州朝日放送(KBC)ディレクター吉村陽夫容疑者(51)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。 発表によると、吉村容疑者は今年2月12日午後3時半頃、福岡市内のホテルで、18歳未満と知りながら無職少女(当時16歳)に7000円を渡す約束をして、わいせつな行為をした疑い。「金額については覚えてないが、(買春したことは)間違いない」と容疑を認めているという。 吉村容疑者は、ツーショットダイヤルで知り合った女性を通じて、少女と会うようになったという。 九州朝日放送広報室は「個人の行為とはいえ、当社の社員が起こしたことであり、大変遺憾。詳細を確認した上で、厳正に対処する」とのコメントを出した。
安住財務相は5日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会の質疑で、国会議員互助年金(議員年金)を廃止すべきではなかったとの考えを示した。 議員年金は、財源の7割が国庫で賄われ、保険料の10年間納付で支給を受けられた。このため、民主党などが「特権だ」と批判して2006年に廃止された。 篠原孝氏(民主)の質疑の中で、議員年金廃止に話が及ぶと、安住氏は「当時は冷静さを欠いていた」と述べ、「私は(廃止関連法案が成立の)その時、(議員在職)9年8か月だったんですよ」とも口にした。野党席からは「議員年金やめろと言ったのは君らなんだぞ」などと激しいヤジが飛んだ。
自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは30日午前、東京都内のホテルで会談し、中国大使館1等書記官が農林水産省の事業に関与していた疑惑について、国会審議で鹿野農相や筒井信隆農水副大臣を追及していく方針を確認した。 公明党の漆原良夫国対委員長は会談後、記者団に「重大な関心を持って成り行きを見ていく」と語り、衆院農水委員会などでただしていく考えを示した。会談では、農相の責任問題を念頭に「(前田国土交通相、田中防衛相に続く)第3の問責決議案になる可能性がある」との声も出た。 藤村官房長官は30日午前の記者会見で、同書記官による外国人登録法違反事件について、「現在捜査中なので、きちんと捜査してもらうということだ」と述べた。事件に関連して農林水産省から機密文書が流出したことについては、「農水省で事実関係をきちんと把握してもらう」と語り、農水省に対応を委ねる考えを示した。
演劇 木の実ナナ デビュー50周年コンサート (5月2日) 歌に踊りに演技に、華やかな存在感を放ち続ける女優の木の実ナナが、デビュー50周年を迎えた。その記念コンサート「SHOW GIRLの時間旅行」(構成・鈴木聡、演出・菅野こうめい)が、29日から6月2日まで東京のル・テアトル銀座で開かれる。(山内則史)(5月2日) [全文へ] 演劇 [評]負傷者16人(新国立劇場) (5月2日) 今なお紛争の続くイスラエルとパレスチナ。遠い地の出来事に興味を抱く日本人は少ないが、中東からの移民も多いオランダの1990年代を舞台に、人種や宗教が複雑に絡み合うこの作品は、人口減少による移民受け入れが現実味を増す日本社会の、あすの姿を映し出す。(5月2日) [全文へ] 演劇 カナダ人デュオ 名曲で人生奏でる (5月2日) カナダ人俳優2人がピアノを演奏しながら人生の歩みを表現する舞台「2ピアノ4ハンズ」
朝日新聞が先月5日に掲載した民主党政権に関する記事に複数の事実誤認があったとして、財務省は1日、同社への抗議文をホームページ(HP)に掲載した。 同省が報道機関への抗議をHP上で表明するのは初めて。同省は、これまで2回、同社に抗議して謝罪・訂正を求めたが、納得のいく回答が得られず、掲載に踏み切ったとしている。 同省が問題としているのは、朝日新聞が先月5日の朝刊1、2面に掲載した連載「民主党政権 失敗の本質」の1回目。記事では「鳩山(元首相)は(政権交代前の)総選挙直前、同省幹部とひそかに接触を重ねていた」「野田(首相)は財務相に昇格すると、財務官僚の仲介で自民党の財務相経験者と会合を重ねた」「野田内閣になると、官房副長官に、東大在学中から財務次官の友人である前国土交通次官が就任」などとしている。 これに対し、同省広報室は「『接触を重ね』た事実も、『仲介』した事実もない。財務次官と前国交次官
前原外相は4日の参院予算委員会で、韓国が占拠している島根県の竹島について、自民党の山本一太参院政審会長から「韓国による不法占拠か」と再三問われ、「法的根拠のない形で支配されている」と9回にわたって繰り返した。 山本氏は「日本語として違うのか」などと譲らずに審議はたびたび中断。菅首相も「外相が申し上げた通り」と5回繰り返す押し問答になった。 枝野官房長官は「(自民党政権の時から)先ほどの表現で答弁していると引き継ぎを受けている」と理解を求めたが、山本氏は「自民党時代は不法占拠と言っていた」と収まらなかった。 竹島や北方領土に対する「不法占拠」という表現は閣議決定でも用いられ、外務省ホームページにも明記されている。しかし、民主党政権では、韓国やロシアの強い反発を受け、「交渉当事者として不必要な摩擦は招かないようにしたい」(岡田克也前外相)などとして「不法占拠」の表現を避けることが定着している。
東京電力福島第一原発事故で、菅前首相が今月上旬、政府の事故調査・検証委員会のヒアリングを初めて受けていたことがわかった。 菅氏は、事故発生翌日の昨年3月12日、1号機の再臨界を懸念して避難区域を拡大したとする事故調の見方を否定。菅氏のこれまでの国会答弁などと食い違う点もあるため、事故調は慎重に分析している。 事故調によると、同日夕、菅氏や班目春樹原子力安全委員長らが、建屋が爆発した1号機の原子炉を冷却する海水注入について議論。班目氏らは「注水を優先すべきだ」と進言した。 だが、海水によって再臨界することはないにもかかわらず、菅氏が再臨界を懸念したことなどから、注水の指示が遅れた。また、同じ懸念から避難区域を半径10キロ圏から同20キロ圏に広げた。 ところが、事故調がこの経緯を尋ねると、菅氏は「海水で再臨界するわけがない。私にはそれくらいの知識はある」などと語り、否定したという。菅氏は昨年の
日本経済新聞社(東京都千代田区)が東京国税局から2010年12月期までの3年間に約1200万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。 取材費の一部が取材に使われておらず、交際費と認定された。申告方法の誤りを含む申告漏れ総額は約3億3000万円で、重加算税約120万円と過少申告加算税を含む追徴税額は約900万円。同社は9日に修正申告し、納付も済ませたという。 同社によると、同局は、取材費として経費に計上した約1200万円について実際には取材で使われておらず、経費への計上が認められない交際費にあたると認定。さらに取材費を装う仮装・隠蔽行為があったとして重加算税の対象とされた。また、同社が10年度に計上した販売促進費約1億8000万円は、11年度に計上すべきなどとして計約3億1800万円の申告漏れも指摘されたという。 日経新聞社広報グループの話「国税局の指摘に従って修正申告し、追加納税しました。
千葉県警行徳署は5日、千葉市緑区おゆみ野中央、朝日新聞記者永田篤史容疑者(35)を傷害容疑で逮捕した。 発表によると、永田容疑者は2011年12月31日午後4時頃、当時住んでいた千葉県市川市のマンションで、妻(37)の顔を平手で殴るなどして全治約3か月の重傷を負わせた疑い。2人は現在別居中で、妻が3月中旬に同署へ被害届を出した。永田容疑者は「もめ事はあったが、殴ってはいない」と話しているという。 朝日新聞社によると、永田容疑者は2001年に入社し、東京本社スポーツ部を経て、4月に国際編集部に配属されていた。同社広報部は「傷害容疑で本社の記者が逮捕されたことを重く受け止めています。事実確認を急ぎ、厳正に対処します」とコメントを出した。
覚醒剤を使ったとして、警視庁渋谷署が今月18日、朝日新聞東京本社文化くらし報道部記者の新谷祐一容疑者(33)(東京都江東区白河)を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕していたことがわかった。 同署幹部によると、別の覚醒剤事件の捜査の過程で新谷容疑者の名前が浮上し、捜査員が任意同行を求めて尿検査をしたところ、陽性反応が出たという。新谷容疑者は調べに対し、容疑を否認しているという。 同署で入手ルートなどを捜査している。 朝日新聞によると、新谷容疑者は、2001年4月入社、10年6月から東京本社文化くらし報道センター(現・文化くらし報道部)に勤務していた。美術と囲碁の取材を担当していたという。 朝日新聞広報部の話「記者が逮捕されたことを重大に受け止めています。事実確認を急ぎ、厳正に対処します」
11月30日に公表された2010年分の国会議員の政治資金収支報告書(総務省届け出分)からは、政治活動費と言えるのか首をかしげたくなる支出が見られた。 松木謙公元農水政務官(無所属)の政治団体「けんこう冬日会」は、地盤に近いオホーツク海に生息する巻き貝の一種で流氷の天使とも呼ばれる「クリオネ」を飼育しており、09年に31万5000円、10年は27万4050円を事務所費で支出した。松木事務所は「地元のPRのため」と話す。 谷亮子参院議員(民主)が、初登庁日にヘアメーク代5万2500円を党支部から宣伝広告費として支出していたケースもあった。 交際費や組織対策費としてキャバクラや外国人クラブ代を計上していた議員も。
この男性を紹介した記事を掲載した朝日新聞は、12日朝刊社会面で「全文を削除する」とする異例のおわび記事を掲載した。 同社は、この男性について10日朝刊2面の「ひと」欄で「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん(42)」と紹介。掲載した経緯について同社広報部は、男性が取材に対し、医師資格を示す顔写真入りのカードや、カナダの病院所属の医師であるという名刺を提示したとしている。 しかし、掲載後に「医師ではない」との情報が寄せられ、確認した結果、男性は日本の医師免許を持っておらず、名前も偽名など複数の虚偽の疑いが判明したという。 同社は、おわび記事とともに、この男性が医師の資格がないまま、ボランティア活動拠点で傷の手当てや投薬といった医療行為をしていたという内容の記事も掲載。「誤った内容を掲載したことを読者の皆様に深くおわびいたします」とする福地献一・東京本社報道局長のコメントも掲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く