HACのサーブ340B-WTは、1998(平成10)年から運航開始。 計3機体制で道内路線を中心に23年間も飛び回りました。 席数は36で、JALグループで最小の旅客機です。HACでは2021年11月をもって、後継主力機となる欧州ATR社製のATR42-600の導入が完了。 サーブ340B-WTはこれと入れ替わる形で退役します。 最後の1機として定期旅客便ラストフライトを担当した2号機(JA02HC)は最終定期便のフライト終了後、格納庫に移動。ここで整備士やCAをはじめとする同社のスタッフの手によって、機体の清掃が実施されました。 外装を雑巾を使って汚れを拭き取るのはもちろんのこと、客室の座席や、コックピット、化粧室に至るまでもくまなく掃除しました。 その後、きれいになった同機の外装に描かれたのは社員による手書きのメッセージ。 「ありがとう」はもちろん「北海道の名機」といったメッセージも、