ブックマーク / bakhtin19880823.hatenadiary.jp (82)

  • 【愛の◯◯】一人称の表記と『ミスター非常識』 - 音楽と本、それからそれから……。

    「リリカさん、リリカさん」 「なあに? 小百合(さゆり)ちゃん」 「私のもとに、『管理人さん』から手紙が来たんですよ」 「『管理人さん』って、このブログの?」 「はい」 「いきなりすごいメタフィクションだねえ。……ま、いっか、お手紙には、いったいどんなコトが?」 「私へのお詫びでした」 「お詫び?」 「そうです。『小百合さん。あなたの一人称視点だった記事で、あなたの一人称の表記が間違っていました。あなたの一人称は来は漢字の『私』なのですが、その記事では平仮名の『わたし』となってしまっていたのです。管理人であるわたくしの不注意でした。お詫びいたします』って」 「……細かいんだね、管理人さんって案外」 「表記のミスとか細かいとこによく気付くものですよね。確かに、『私』は『わたし』じゃなくて『私』なんですよね」 「あと、小百合ちゃんも記憶力が良いよね。お手紙の文面をスラスラ言えるなんて」 「ホ

    【愛の◯◯】一人称の表記と『ミスター非常識』 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/06/22
    「ミスター非常識」(^^;)
  • 【愛の◯◯】666と999の雑談 - 音楽と本、それからそれから……。

    「今日は令和6年6月6日だねっ」 中嶋小麦(なかじま こむぎ)さんがニッコリと言う。 「なんだか『サタン』って感じだ」 とも。 サタン? あー。 「6が3つ並ぶと、悪魔的なイメージを感じるもんね」 わたしは小麦さんにそう言った。 放送部室の椅子に腰掛ける小麦さんが前のめりになり、 「そうですそうです小泉先生!! 6が3つ並んで、とってもオカルト」 「不吉な感じもするけどね」とわたし。 「でも、コーフンしません!? 6が3つ並ぶ日付なんて今日ぐらいでしょ!?」と小麦さん。 平成6年6月6日以来ってコトだよね。 放送部員の彼女たちは当然産まれてないし、わたしだって産まれてない。 「小麦。あんまりハッスルしないの」 わたしから見て小麦さんの右に座っている尾石素子(おいし もとこ)部長がツッコミを入れる。 「素子ちゃんは毎度ながら厳しいね」と小麦さん。 「6が3つ重なって興奮する気持ちは分かるけど

    【愛の◯◯】666と999の雑談 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/06/06
    平成6年6月6日以来の令和6年6月6日、666の日。言われてみれば。
  • 【愛の◯◯】『新古今和歌集』を仲立ちに - 音楽と本、それからそれから……。

    昼下がりのカフェテラス。左斜め前には川又さん、右斜め前にはさやか。川又さんはホットコーヒーを、さやかはアイスコーヒーを飲んでいる。 川又さんは喫茶店の娘らしくホットコーヒーをじっくりと味わっている。 そんな姿を見て、さやかはアイスコーヒーのストローを右手の指でつまみながら、 「吟味してるんだね、川又さん」 ぴくっ、と反応した川又さんはコーヒーカップを置き、 「すみません、青島センパイ。吟味し過ぎて、自分だけの世界に入り込んでしまってました」 「いいんだよ」 さやかはそう優しく言い、川又さんに微笑みかける。 どきっ、としたみたいな川又さんの表情。 いい感じ。 いい感じ、というのは、 『川又さんとさやかの距離を近付けたい』 という目論見がわたしにあったのである。 2人がお近付きになったら、面白い。 「さやか、さやか」 「なにかな、愛。はしゃいでるみたいな勢いでわたしの名前を呼んで」 「昔話なん

    【愛の◯◯】『新古今和歌集』を仲立ちに - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/06/03
    『新古今和歌集』このワードをまじまじと見たのはどれくらいぶりでしょう。(^^;)
  • 【愛の◯◯】コインの表は厳しさ。それならば、裏は……。 - 音楽と本、それからそれから……。

    サークル部屋の奥のいわゆる『幹事長席』に座っている。右斜め前には侑(ゆう)、左斜め前には新田くん。侑と新田くんが向かい合ういつもの構図だ。 わたしは手塚治虫の漫画の文庫を読んでいた。 新田くんが、 「羽田さんは流石にお目が高い。手塚漫画でもその作品を読むなんて」 「え、そう?」 サークル部屋の棚から適当に抜き出したなんて言えなくなっちゃった。 新田くんは何故か腕を組み始め、 「手塚治虫といえば『漫画の神様』という称号で知られてるけど」 「……うん」 「でもね」 「……でも?」 「『漫画の神様』は2人いる!! って言う人もいるんだよ」 「もう1人の『神様』は、誰なの??」 彼は何故か不敵な笑みで、 「水木しげるだよ」 水木しげる。 妖怪。 ゲゲゲの鬼太郎。 ゲゲゲの女房の旦那さん。 水木しげるが、手塚治虫と、並び立つんだ。 水木しげるが『神様』となる理由を訊きたくもあったが、 「水木センセ

    【愛の◯◯】コインの表は厳しさ。それならば、裏は……。 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/05/22
    ゲゲゲの女房・・懐かしくなりました。
  • 【愛の◯◯】カフェテラスで無くなる恥じらい - 音楽と本、それからそれから……。

    朝飯はったが眠気の残っているおれに、 「なにボヤーンってしてるのよ、アツマくん!!」 と愛が怒鳴る。 「朝から怒鳴るな。せっかくステキなエプロンしてるのに台無しだ」 「なななっ」 ステキなエプロン姿の愛が右手にチカラを込めてしまう。 「お〜い、余分なチカラを込めるもんでも無いぞ〜」 「わ、わたしっ、右手で握り拳(こぶし)作ってアツマくんにグーパンチするとか、そんな意図は」 「意外だな。そんな意図があるとてっきり思ってたんだが」 「あああああっ。もうっ」 朝から激し過ぎる愛は勢い余ったのかダイニングテーブルに両手を突き、 「確認しておくわよ!!」 「何を」 「今は、日曜日の朝!! 今日は、日曜日!! たとえ、ブログが更新されるのが日曜ではなく月曜だったとしても!!」 「あーなるほど」 おれは、 「今日が日曜日でないと、辻褄が合わんもんな」 「そーよそーよ、そういうコト。郵政博物館も国立科学

    【愛の◯◯】カフェテラスで無くなる恥じらい - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/05/13
    国立科学博物館は、ブログ記事で初めて知りましたが、郵政博物館なんてあるんですね。
  • 【愛の◯◯】可愛くてきれいで面白い愛ちゃん - 音楽と本、それからそれから……。

    正面のソファに座っている愛ちゃんとアツマくんを眺めている。 愛ちゃんがアツマくんの方を見て、 「アツマくん。言っておかなきゃいけないコトがあるの」 「なんだ? もしや『明日ブログ休む』とかの告知か?」 愛ちゃんがのけぞって、 「どうしちゃったのアツマくん。どうしてそんなに鋭いの」 「え、ビンゴかよ」 「ビンゴよ。ブログの管理人さんから連絡が来たの。取材旅行をするから明日の5月6日はブログお休みだそうよ」 アツマくんは苦い顔になって、 「ついこの前休んだばっかじゃねーか、管理人の野郎」 のけぞっていた愛ちゃんが今度は詰め寄って、 「『野郎』とか汚い言葉遣いしないで」 「フン!」 アツマくんの態度に愛ちゃんがムーーッとむくれる。 信じられないぐらいに可愛い。 私は愛ちゃんに見惚(と)れてしまう。 愛ちゃんのむくれた顔に吸い寄せられながらも、 「メタフィクションな流れになってるけど、管理人さんは

    【愛の◯◯】可愛くてきれいで面白い愛ちゃん - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/05/05
    「大原美術館」久しぶりに聞きました。
  • 【愛の◯◯】ケンカしながらお料理スキルを!? - 音楽と本、それからそれから……。

    「流(ながる)さん!!」 「ず、ずいぶん元気良いね、愛ちゃん」 「日は『短縮版』です」 「ああ、土曜日だからか」 「ですねー。土曜日恒例の短縮版のブログ記事」 「ぼくと愛ちゃんの会話だけで、地の文は無いワケだ」 「賢いですね、流さん」 「いやいや」 「時間がかなり『押している』ので、短縮版の中でも短い文字数になっちゃうんですけど」 「『押している』ってのは……」 「ブログの『中の人』が、時間が『押している』んです。なので、『焦点』を1つに絞りたいんですけど」 「『焦点』? フォーカス??」 「今、わたしと流さんはダイニングテーブルで向き合っている。そしてこれからわたしは2人分のお昼ごはんを作る」 「ぼくが手伝ったらいけないんだったよね」 「1人で出来なきゃ意味が無い。1人で調理するコトに意義があるんです」 「愛ちゃんは強いよね」 「激強(げきつよ)ですから」 「アハハ……」 「なーんか間

    【愛の◯◯】ケンカしながらお料理スキルを!? - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/05/04
    「互いに罵り合いながら」料理という発想(^^;)
  • 【愛の◯◯】アカ子ちゃんに飲み負けて◯◯ - 音楽と本、それからそれから……。

    「アカ子ちゃん。あなたには初めて言うんだけど、わたし、アツマさんに『弟子入り』してるの」 「『弟子入り』? 侑(ゆう)ちゃん、もっと詳しく教えてくれないかしら」 わたしはアカ子ちゃんに経緯(いきさつ)などを伝える。 パジャマになったアカ子ちゃんは自分のベッドの上に腰掛けて、某缶ビールのロングサイズ缶を手にしている。 『弟子入り』のコトを知った彼女はぐいーっ、と缶ビールを飲んで、 「侑ちゃんもだいぶアツマさんを尊敬してるのね」 ジャージ姿になってカーペットに両膝をつけているわたしは、ピーナッツをつまんでぽりぽりと噛む。 そしてハイボールの缶の中身を3分の1ぐらいまで減らしてから、 「『だいぶ』は要らないわよ」 とアカ子ちゃんに対して言う。 「とっても慕ってるってコトよね」 「うん。慕ってる」 何故かアカ子ちゃんが遠くの景色を見つめるような顔になって、 「わたしは、アツマさんに対しては……」

    【愛の◯◯】アカ子ちゃんに飲み負けて◯◯ - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/05/01
    私の様な凡人には「アカ子ちゃん」というネーミングはまず出てきません(^^;)
  • 【愛の◯◯】「きっと出会った時から可愛い女の子だった」 - 音楽と本、それからそれから……。

    部キャンパスを歩いていたら、 「久保山(くぼやま)センパイ!! 久保山センパイじゃないですか!!」 久保山克平(くぼやま かつひら)センパイ。 『漫研ときどきソフトボールの会』のOB。わたしが入学した時幹事長だったひとだ。 それにしても、いつもながらカラダの横幅が広い。 でも、そんなコト思っちゃ失礼だし、わたしの印象は丁寧に胸の奥にしまっておく。 「やぁこんにちは、羽田さん」 「こんにちはー。わたし、現・幹事長として頑張ってます」 「新入生の女子が2人定着してくれそうなんだよね? きみや大井町さんは嬉しいよね」 「とってもうれしいです☆」 「ハハハ」 スケールの大きい久保山センパイは笑って、 「おれは大学院のコトとか諸々忙しくて、なかなか学生会館行けてないけど。ま、OBが出しゃばるのも変だよな」 センパイは出しゃばってなんていないと思うんだけど、それよりも、 「センパイは修士2年ですけど

    【愛の◯◯】「きっと出会った時から可愛い女の子だった」 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/04/22
    「カラダの横幅」面白い表現ですね。
  • 【愛の◯◯】レジェンドには、スーパーヒロインが……。 - 音楽と本、それからそれから……。

    『MINT JAMS』のサークル室。 私は椅子に座り、ムラサキさんは立っている。 「ムラサキさん」 「なあに、小百合さん」 「ムラサキさんって4年生ですよね。4月だから、今が就職活動シーズン真っ只中なんでは」 『どうしてそんなに暇(ヒマ)そうなんですか?』と訊こうとしたのである。 が、それを訊く前に、ムラサキさんの苦笑いが眼に飛び込んできた。 その苦笑いは何ですか。 『余裕をもって就活シーズンを過ごしてる』というコトで宜しいんでしょうか。 それほどまでに就活戦線が異常無し状態であると!? 就活の件は流されてしまった。 このサークルに入会したばかりだけど、曖昧な態度を取るコトがムラサキさんは多いというコトが早くも分かってしまった。 『この人は社会に出て上手くやって行けるんだろうか……』と思いつつ、CD棚を物色する小柄な4年男子をウォッチングしていた。 「あっ」 と言ったかと思うと、彼は振り向

    【愛の◯◯】レジェンドには、スーパーヒロインが……。 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/04/19
    毎日、よく考えられますね。凄いですわ。
  • 【愛の◯◯】KHKを蘇らせたくて - 音楽と本、それからそれから……。

    放課後。 旧校舎の「第2放送室」にノートパソコンを運び込んだおれ。 篁(タカムラ)かなえがパイプ椅子から立ち上がり、ノートパソコンに近付き、 「なんでこのパソコン明智(あけち)先生が保管してたんだろうね。KHKの顧問じゃなかったのに」 おれは、 「一昨年(おととし)の『KHK紅白歌合戦』の総合司会だったろ、明智先生。それでKHKとの繋がりが深くなったから、パソコン預かってたんじゃねーの?」 「おー」 タカムラは感心したように、 「確かにそうだよねえ! 豊崎(とよさき)くん、案外アタマの回転速いんだね」 余計な漢字二文字が付けられてた気がするんですけど。 「おれが特別アタマの回転速いワケじゃない。これぐらいの推理なら、おれじゃなくたって可能だ」 タカムラがいきなりノートパソコンを開いた。 「このパソコンに入ってる『ランチタイムメガミックス』の音源、2022年度までのなんだよね? まだ『(仮)

    【愛の◯◯】KHKを蘇らせたくて - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/04/15
    KHKって(^^;)
  • 【愛の◯◯】結局は流くんに優しくしたい - 音楽と本、それからそれから……。

    昼過ぎ。待ち合わせの駅に流(ながる)くんがやって来る。 なんだか冴えない彼。 これからデートするってゆーのに。 「背じゃない? 流くん」 「そ、そーかな。カレンさんには……そう見えるか」 「わたしじゃなくたって、見えるよ」 ぬっ、と彼に迫り、顔を近づける。 「距離感、近くない……?」 そんなコトを言っちゃう流くんがどーしよーもないので、 「あんまりだらしなさ過ぎたら、背中をバッグで叩くよ!?」 と言って、睨むように見る。 「ごめん。公衆の面前できみに叩かれないように、頑張るよ」 だったら今から背筋伸ばして。 頼りないんだからっ。 × × × ゲームセンターに行く。 流くんとプリクラが撮りたい。 プリクラは昔からの恒例行事。 入店するやいなや、 「もっとキャピキャピした服を着てくれば良かったかも」 と、上着の襟元をつまみながら言ってみる。 わたしながら、わざとらしさ満点である。 無言になる

    【愛の◯◯】結局は流くんに優しくしたい - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/03/19
    カレイドスター??完全にアニメの世界から遠く離れた存在となりました。
  • 【愛の◯◯】愚兄を崇める女子(ひと)たち - 音楽と本、それからそれから……。

    トリオ女子会である。 場所はアカ子さんファミリーのお邸(やしき)で、 ・わたし(あすか) ・アカ子さん ・マオさん の3名が参加者。 久々にアカ子さんに会ったというマオさん。 アカ子さんと相対するソファに座っている彼女は、 「アカ子ちゃんは、つらいよね……」 としんみり言い、 「ハルがわたしの実家の店に来た時に、不穏な気配をもっと感じ取っておくべきだった。感じ取れてたら、『ハルの様子がおかしい』って、アカ子ちゃんに前もって連絡することもできてたのに」 と、肩を落とし、視線も落とす。 アカ子さんは優しく、 「気を遣わなくてもいいですよ、マオさん」 「でも、でもでもっ」 「きっとマオさんは、ハルくんに強い憤りを感じてるんでしょうけれど」 「……けれど?」 「彼に怒るよりも、彼を心配してくれるほうが、わたしは嬉しいんです」 困惑するマオさんに、アカ子さんは、 「今はもう、わたし、彼のこと、だいぶ

    【愛の◯◯】愚兄を崇める女子(ひと)たち - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/03/13
    毎日毎日、よく物語が書けるなぁと感心しています。(^^;)
  • 【愛の◯◯】カラオケとマティーニ - 音楽と本、それからそれから……。

    アカ子ちゃんと居酒屋の個室で飲んでいる。 生中ジョッキを立て続けに6杯飲んだアカ子ちゃんが、 「星崎さん、星崎さん」 「? どうしたの」 「このお部屋、カラオケができるみたいですけど……」 「エッ、もしかして歌いたいの!?」 思わずカラオケ機械が置いてあるほうを見てしまう。 居酒屋個室でカラオケ。 幾度となく居酒屋個室で飲んだ経験のあるわたしでも、いまだかつて、だれかがカラオケで歌うのに遭遇したことは無い。 再びアカ子ちゃんのほうを見て、 「もしかして、中ジョッキ6杯飲んで、気分が上がり過ぎたとか」 「そうじゃないです。わたしがこの程度の量のアルコールに負けるわけ無いじゃないですか」 確かに、上機嫌なんだけど、シラフとあまり変わらない落ち着きぶり。 「たまには歌ってみるのもいいかしら? って」 そう言いながら、電子目次を手に取り、液晶画面をポチポチと。 テレビモニターに曲名が出る。某デ◯ズ

    【愛の◯◯】カラオケとマティーニ - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/03/06
    「生中ジョッキを立て続けに6杯」若さを感じます。(^^;)
  • 【愛の◯◯】1日中お馬さんで勝ちまくったわたし - 音楽と本、それからそれから……。

    えーどうもアツマです。 先日、ウチの愛が東京競馬場に招待されたわけですが。 今回は、愛の「談話」という形式で、当日の模様をお伝えしたいと思います。 愛のヤツ、終始嬉しそうに嬉しそうに語っておりました……。 × × × × × × 東京競馬場ってスゴいのね。 建物が現代的で、とても清潔なのよ。 空気もキレイで美味しかったし。 鉄火場のイメージとかけ離れてて、とってもクリーンだったわ。 『東洋一の競馬場』っていうキャッチコピーが昔からあるみたいだけど、東洋一どころじゃなくて『世界一』じゃないのかしら? 気に入っちゃった。 アツマくん、あなたも「パドック」がどんなトコロなのかぐらいは知ってるでしょ? わたしを招待してくれた馬主さんに連れられて、第1レースのパドックに行ったのよ。 土曜日の朝だったから、いちばん前の場所に立って競走馬を見ることができたわ。 サラブレッドを至近距離で見るのは、もちろん

    【愛の◯◯】1日中お馬さんで勝ちまくったわたし - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/02/29
    東京競馬場?東京にも競馬場?そりゃありますか・・。私が関心ないだけで。府中にある。調布より西。八王子ってこんなに西側にあるんだと今更位置関係を確認しています。
  • 【愛の◯◯】教え子たちの合格報告で◯◯ - 音楽と本、それからそれから……。

    人生活を経て、加賀くんが大学に受かった。 彼が報告してきたとき、感極まって、こみ上げてくるモノがあった。 教師になって良かったと思う。 × × × 「スポーツ新聞部」の3年生は3人とも現役合格できた。 まず、日高さん。 彼女はワセダな大学の複数の学部に合格した。 12月に入ったあたりから偏差値がどんどん伸びたという彼女。その前からワセダは有望だったんだけど、12月以降の模擬試験では複数の学部でA判定になることもあったという。 12月を境に偏差値が伸びていったコトの理由を、わたしは推し測ることができる。 だけど、彼女にとってプライベートでデリケートな◯◯、が絡んでくるから、オブラートに包んでおく。 合格報告をしてきてくれたとき、 『どの学部に進むの?』 と訊いてみたら、 『カルチャーを構想する学部に』 と答えてくれた。 さらに、そのとき、 『椛島先生。あたし、つらくなるコトがあったら、先生

    【愛の◯◯】教え子たちの合格報告で◯◯ - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/02/28
    旬なテーマですね。あ~そういう時もあったなぁと。
  • 【愛の◯◯】先輩と再会してとにかく嬉しいし楽しい - 音楽と本、それからそれから……。

    3年生トリオが引退したので、2人で校内スポーツ新聞を作っている。 ページ数が少なくなるのは避けられない。 でも、わたしもオンちゃんも一生懸命頑張っている。 新聞を配る時に『いつも楽しみにしてるよ』と言ってくれる生徒もいる。 ますます『頑張らなくちゃ』と思う。 「なつきセンパイ。新年度の部員集めについて、そろそろ『作戦』を考えないといけませんよね」 唯一の後輩のオンちゃんが言ってきた。 だけどわたしは、 「それも大事だけど」 と言い、 「今日は、そのことを考えるのはいったんお休みにして」 と言い、活動教室の出入り口のほうを見ながら、 「特別ゲストがもうすぐ来るの」 「特別ゲスト?」 「オンちゃんには事前に知らせてなくて、ゴメンナサイなんだけど」 「どなたですか、特別ゲストって」 「この部活のOB」 「OBってことは、男子……」 ここで出入り口の扉がガラッ、と開いた。 加賀先輩が来たのだ。 ×

    【愛の◯◯】先輩と再会してとにかく嬉しいし楽しい - 音楽と本、それからそれから……。
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    egaosouzoku 2024/02/27
    「オンちゃん」というネーミングが私には浮かばないです。ちょっとしたことですが、うなってしまいます。(^^;)
  • 【愛の◯◯】南浦和で思わず大興奮 - 音楽と本、それからそれから……。

    昼過ぎに戸部くんの実家のお邸(やしき)に到着。 特別な用件があったわけでもなく、ただ単に来てみただけ。 このお邸とも長い付き合いであるがゆえに、フラリとやって来ただけのわたしをみんな歓迎してくれる。 ごくごく自然にリビングのソファに座り、ごくごく自然にバッグに入れてきた文庫を読み始める。 背後に足音がした。 あすかちゃんかな? と思っていたら、 「葉山さん、こんにちは~」 やっぱりそうだった。 「ハイこんにちは、あすかちゃん」 「読書中でしたよね、声を掛けちゃダメだったかな」 「そんなことないわよ♫」 「んっと、アントニオ・タブッキの小説……。イタリア文学、でしたよね」 「そーよ」 「今日はフランス文学じゃないんですね」 「まあたまには、ね」 「わたしの兄貴、最近タブッキの小説を読んでたような」 「え、戸部くんが!?」 「題名は忘れましたけど」 戸部くんも……やるわね。 見くびっていたわ

    【愛の◯◯】南浦和で思わず大興奮 - 音楽と本、それからそれから……。
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    egaosouzoku 2024/02/22
    「馬柱」初めて聞いた言葉でした。なるほど・・。
  • 【愛の◯◯】驚くほど息が合う素敵さ - 音楽と本、それからそれから……。

    とある公立図書館に来ていた。 貸し出し手続きを終えて、出入口のほうに向かっていたら、 「脇くんじゃない!! すごい偶然」 なんと同じ大学・同じサークルの羽田愛さんもこの図書館に来ていたのである。 しかも羽田さんは独りで来館していたわけではない。 彼女の隣には戸部アツマさんが立っている。 アツマさんは羽田さんの彼氏さんだ。 羽田さんとアツマさん。ふたりは「パートナー」として某区のマンションにて「ふたり暮らし」しているのである。 アツマさんとは何回か会ったことがある……のだが、 「えーっと、きみ、脇『コースケ』くんだっけ」 ……違います。 違うんです。 僕、下の名前、『コースケ』ではなく、『浩平(こうへい)』なんです……。 × × × アツマさんはその場で羽田さんに蹴られていた。 × × × 「なんでも注文していいわよ脇くん。アツマくんが信じられないコト言ったから、ペナルティとして彼に全

    【愛の◯◯】驚くほど息が合う素敵さ - 音楽と本、それからそれから……。
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    egaosouzoku 2024/02/20
    「『ロイヤル』なチェーンは、どうやら福岡県が発祥の地」でしたね。懐かしい話題です。
  • 【愛の◯◯】『ダイヤモンドステークスは荒れる』 - 音楽と本、それからそれから……。

    「アツマくん、今日はやや短縮版よ」 「1200文字ぐらいってこと?」 「そうよ」 「土曜日だけでなく金曜日にも短縮版とは。やる気が感じられん」 「『だれの』やる気が感じられないってゆーの」 「……ふんっ。」 「それと、『やや』短縮版なんだから、手抜きし過ぎてるわけでもないのよ?」 「擁護(ようご)、ご苦労さま」 「わたしだれも擁護してないし」 「ウソだぁ」 「そんな顔になんないで!! まったくもう」 「今日は明日のメインレースの話をするわよ」 「おまえ明日東京競馬場行くんだもんな。そのメインレースについて素人なりに講釈したいわけだ」 「『講釈』とか……まったくもう」 「お。『まったくもう』ってまた言った」 「明日の東京競馬のメインレースはダイヤモンドステークス」 「唐突に説明し始めるんだもんな」 「なんと距離は3400メートル。伝統の長距離のハンデ戦」 「G3だっけ」 「G3よ」 「日曜の

    【愛の◯◯】『ダイヤモンドステークスは荒れる』 - 音楽と本、それからそれから……。
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/02/16
    「冷静に熱くなる」面白い(^^;)