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サークル部屋の奥のいわゆる『幹事長席』に座っている。右斜め前には侑(ゆう)、左斜め前には新田くん... サークル部屋の奥のいわゆる『幹事長席』に座っている。右斜め前には侑(ゆう)、左斜め前には新田くん。侑と新田くんが向かい合ういつもの構図だ。 わたしは手塚治虫の漫画の文庫本を読んでいた。 新田くんが、 「羽田さんは流石にお目が高い。手塚漫画でもその作品を読むなんて」 「え、そう?」 サークル部屋の棚から適当に抜き出したなんて言えなくなっちゃった。 新田くんは何故か腕を組み始め、 「手塚治虫といえば『漫画の神様』という称号で知られてるけど」 「……うん」 「でもね」 「……でも?」 「『漫画の神様』は2人いる!! って言う人もいるんだよ」 「もう1人の『神様』は、誰なの??」 彼は何故か不敵な笑みで、 「水木しげるだよ」 水木しげる。 妖怪。 ゲゲゲの鬼太郎。 ゲゲゲの女房の旦那さん。 水木しげるが、手塚治虫と、並び立つんだ。 水木しげるが『神様』となる理由を訊きたくもあったが、 「水木センセ
2024/05/22 リンク