先生のご活躍が見られるのはGoogleだけ! Googleは、近々検索システムをアップデートする予定だそうです。アップデートすることで、ただの検索結果のリンク集から、ユーザーにとってもっと意味のある情報を、ユーザーの知りたい「答え」を表示できる検索を目指していきます。 ネタ元のウォール・ストリート・ジャーナル紙曰く、今回のアップデートはGoogle史上最も大きなもので、Googleの現在の検索結果に頼っている何百という企業がその影響を受ける可能性があるとしています。もしかしたら、さらなる広告の追加も考えられるかも。 今回の変更の中心となるのは、単語を理解するソフトウェアの導入です。このソフトウェアは過去2年間の人や場所、Googleの多くの検索やプロジェクトに関する膨大なデータベースから言葉を学びます。その結果、人と団体を結びつけて考えたり、例えば、今言われているジャガーは車の話なのか動物
前回は、欧米の政府機関や市民団体が大きな懸念を表明しているにも関わらず、グーグルがネット・プライバシー・ポリシー(個人情報取り扱い規定)の統合を強引に進めたことに触れた。また、そうしたグーグルの動きに寛容なシリコンバレーの雰囲気を紹介するとともに、当地のネット企業が、執拗にネット・プライバシー情報を集めようとするのは「ビッグ・データ」という新ビジネスを育てるためだと分析した。では、ビッグ・データが切り開く、新しい世界とは何だろうか。今回は、この点を解説してみたい。 ビッグ・データの源流はデータ・ウェアハウス まず、ビッグ・データの仕組みについて簡単に説明するので、お付き合い願いたい。 日本でも「ビッグ・データ推進」を標榜するシステム・インテグレーターやコンピュータ機器メーカーが最近は増えている。ただ、ビッグ・データのコンセプトは決して新しいものではない。それは、1980年代に注目を集めたデ
GoogleとAppleはクラウドコンピューティングに対して基本的に異なったアプローチを採用している。こういったアプローチの違いを理解しておくことは重要であるため、本記事ではクラウドに対する両社のビジョンについて考察する。 Appleは米国時間6月6日、Worldwide Developers Conference 2011(WWDC 2011)の基調講演において「iCloud」を披露した。これに伴ってTechRepublicが開催した実況解説およびオンラインチャット(内容についてはこの記事のページ下部にあるログを参照)の最後で、筆者はチャット参加者らに対してAppleのクラウドが「All your base are belong to us(あなたの基地はすべてわれわれの支配下にある)」型のクラウドではなく、「ストアアンドフォワード(保存して転送する)」型のクラウドであると説明した。その
グーグルが買収した当初は、「高すぎる買い物」と評された動画サイトは、着実に収益増を達成しつつある。 カリフォルニア州サンブルノにあるユーチューブの広々としたオフィスの中を、同社のCEOサラー・カマンガー(34)が案内してくれた。 ネイビーブルーのフード付きセーターとジーンズに身を包み、腰の辺りにノートパソコンを抱えた姿は、まるで名もないプログラマーのようだ。 ユーチューブの創設者が残していった薄茶色のソファーにぎこちなく腰かけたカマンガーは緊張しているようだった。だが、お気に入りのチャンネルを見せるときには、打ち解けた様子になった。「この動画は、なかなか面白いんです。見たことありますか?」と話す様子はティーンエイジャーのようだ。 使い古された愛用のレノボを膝にのせて、「ポールを使ったインドの体操競技なんです」と説明する。他にもブルーグラスのギター奏者ドク・ワトソンの古い映像や、ファンたちが
4~5年前のGoogleといえば負けなしだった。 突出した技術力、革新的アイデア、優秀なビジネスモデル、素敵なオフィス。誰もが憧れる世界有数のブランド企業だ。 主な収益は広告モデル2種。AdWordsと AdSense。この広告収益が売上の90%以上を占めており、年間276億ドルの売上があるというんだからすごい。 しかし、そんな天下のGoogleを取り巻く環境も、少しずつ変わりつつあるようだ。大きなポイントとしては以下の3点。 トラフィック流入元の変化 【参考リンク】 【データ公開】トラフィックの主役はサーチエンジンからソーシャルメディアに変わるのか、を検証してみた。 各サイトへのアクセス元といえばGoogle様様の状態で、流入元比率の大半を担っていた。しかし今は少し状況が違う。流入元としてソーシャルサービスが割り込んでくる時代がきた(しかし、あくまで比率なので相対的な数値)。これは、ユー
今日はひさしぶりにGoogleの話をしましょう。 彼らは言うまでもなく、世界最強のインターネット企業です。検索エンジンというコアテクノロジーを磨き上げ、Webをより使いやすくし、リアルとバーチャルの境目を限りなく薄くしてきた企業です。 一つの技術を極め、その利用者数を増やす。そのおかげで生まれたトラフィックをお金に換える方法として、検索結果連動型の広告という手法を生み出し、240億ドルという巨大な売上をあげるにいたりました。 彼らはWebというテクノロジーの信奉者です。ありとあらゆる情報をWebに置けば、彼らが検索可能な情報として整理してくれる。Webにない情報があれば、彼らは強引とも言える手法でそれをデジタル化し、Webに置き換えてきました。例えば、本をスキャンし、地図をネット化し、市街をデジタル画像化した。メールが個対個のコミュニケーションと思えば、それをGmailというツールを提供す
Googleは、奇妙な存在だ。よくも悪くもない。ただ、変な存在だと思う。 Googleは、設立当初から「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」というヴィジョンを掲げている。情報をシンプルにします、という内容だ。そのGoogleが、これほどまでに混沌として状況を作っている。彼らのもくろみどおりには進んでいない状況を含めて、「奇妙」という言葉を使っている。 Googleは、それ以前の検索エンジンと異なって、非常に精度のよい結果が出るうえに、その精度がいつまでも維持されている。 なぜGoogleだけにそれが可能だったか。 Googleの名高い検索アルゴリズムに「ページランク」がある。これは、「みんなが『このページはよい』と言ったページは、きっとよいものである」という簡単な仮説に基づく。ウェブの世界において「よい」という言明(相対的評価)は、ウェブページ間のリンクで表
10月12日、ソニーからGoogleTV(世界初)が正式発表される(関連記事)が、その革新的な機能の全貌がウェブページで明らかになったので速報したい。 詳細を閲覧できるのは、GoogleがローンチしたGoogle TV websiteだ。 ・ Google TV Website このページに、Quick TourやFeatures、Get Itなど詳細な情報があるので、ぜひチェックを。 ここでは "Features" から機能が紹介してある部分をイメージ抜粋したい。またそのポイントを下記にサマリーしてみた。 ■ 機能のポイント(上記イメージ内を上から順番に) テレビ番組(クラウド上にあるマイリストを含む)、ウェブサイト、Androidアプリを、検索窓から共通のユーザーインターフェースでサーチできる Flash10.1を含むブラウザで、ウェブをテレビチャンネルのように閲覧できる 多様なAnd
サンフランシスコ発--Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は米国時間9月28日、同社に対する人々の評価が極端に分かれる理由を非常に分かりやすく示した。 Schmidt氏はTechCrunch Disrupt 2010で基調講演を行い、約20分を費やして将来に対する自身のビジョンの要点を述べ、その後同イベントの聴衆の質問に答えた。Schmidt氏が語ったのは、モバイルデバイスがデスクトップPCよりも重要な存在になってきていること、クラウドコンピューティングを通して提供されるソフトウェアには多くの利点があること、そして、コンピュータは人生の質を高められることで、同氏の公の発言を詳しく追っている人にとっては、特に目新しいことはなかった。 しかし、往々にして重要なのは話す内容ではなく、その内容をどう伝えるかだ。Schmidt氏が描いたテクノロジの理想郷は、コンピュ
GoogleとFacebookの両社の台頭において中心的な役割を果たしてきた「ハッカー文化」にはカオス状態というものが付き物である。彼らはライバルがやってきてもっと良いものを作り上げてしまうことを恐れつつ、「Red Bull」とピザを片手に、いろいろなものを動くようになるまでつなぎ合わせては変更と改善を繰り返す。何らかの理由で挫折すれば、すべてをすっぱりあきらめる。内外から粗放的と見られることもあるだろう。 例を挙げると、Googleは1年間に何百回も検索アルゴリズムを微調整することで知られている。また、Facebookも定期的にホームページを刷新する。さらにGoogleはローンチ時に大々的に喧伝していた「Google Wave」と呼ばれる実験的なソーシャルコラボレーションプロジェクトの開発を先週中止した。7月には、Facebookも「Gift Shop」機能を廃止している。Googleや
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