英BTは2008年7月15日,英国内で光ファイバを使ったブロードバンド・サービスを本格展開する計画を発表した。2012年までに15億ポンド(約3170億円)を投資し,1000万世帯に光ファイバを使ったブロードバンド・サービスを提供する計画。家庭までの光ファイバの引き込み方法は,光ファイバを敷地内まで引き込むFTTP(fiber to the premise),あるいは道路の縁まで引き込むFTTC(fiber to the cabinet)をエリアによって使い分けるという。 BTは,21CN計画(関連記事)としてコア網のIP化は,いち早く取り組んでいる。しかしアクセス網の光化には消極的で,ADSLなど銅線によるサービスの提供にとどまっていた。今後光ファイバを使ったブロードバンド・サービスを展開することで,家庭内で複数のHD品質の動画を視聴したり,高品質の動画の投稿したりできるようになるという