中国Huawei Technologies(華為技術、ファーウェイ)は、400GビットEthernet(400GbE)のポートをスロット当たり最大48搭載可能な次世代データセンター用スイッチ「CloudEngine 16800」を、2020年第1四半期に出荷する(関連記事)。この製品の最大の特徴は同社のAIチップ「Ascend 310」を搭載すること。AIチップは深層学習(ディープラーニング)の推論処理などを高速実行できる専用半導体である。スマートフォンや自動車向けに採用が始まっているが、Ethernetスイッチに利用するのは同社が世界で初めてだ。AIチップ採用の狙いを、同社の日本法人・華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)に聞いた。