米Altera社は、2015年末にサンプル出荷を予定している同社のハイエンドFPGA「Stratix 10」の詳細を発表した。Stratix 10は、2015年6月1日(米国時間)に同社の買収を発表した米Intel社がファウンドリーとして14nm世代で製造するFPGAである。 Stratix 10は以前から概要については公表していたが、デバイスのラインナップなど詳細を明らかにするのは今回が初めてだ。2015年第4四半期にサンプル出荷を予定する。 Stratix 10は、FPGAファブリックのアーキテクチャーを改善したことで、同社の従来品「Stratix V」と比べて約2倍の性能を実現する。ロジックエレメント(LE)内だけでなく、LE外部の配線部にも数百万個のレジスターを設けることで、パイプラインを細かく区切れるようにし、ユーザーロジックの種類によっては最大900MHzほどで動作できるように
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