衆議院国土交通委員会は12月2日、自転車の活用における基本理念と方針を示した「自転車活用推進法案」を全会一致で可決した。来週にも衆議院本会議で可決される見込みで、14日までの今臨時国会での成立が確実になった。施行は来春となる。 法案は自転車の特長としてエコや静粛性、機動性などを挙げ、自動車への過度な依存を低減し、交通体系における自転車の役割を拡大することが基本理念。自転車専用道路や通行帯の整備や、路外駐車場の整備による時間制限駐車区間の削減、シェアサイクルの整備、自転車競技施設の整備、交通安全教育および啓発など、重点的に検討・実施すべき施策を基本方針として定めている。 また国土交通省に自転車活用推進本部を置き、基本方針に即した目標や講ずべき措置等を定めた推進計画を作成する。地方自治体も区域の実情に応じた推進計画を定めるよう務めるとしている。 このほか、5月5日を「自転車の日」、5月を「自転
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