ケーブルを使わずに通信できる無線LANは電波を伝送媒体に使用するため、電波を傍受され、データの内容を盗み見られてしまう危険性があります。そのため、セキュリティ対策をしっかりとする必要があります。 今回は無線LANセキュリティの必要性と対策について解説します。 セキュリティの基本 情報セキュリティを実現するセキュリティの基本的な考え方には、以下の3つが挙げられます。 1. 機密性(Confidentiality) 認可された人にだけ、情報へのアクセスが許可されることです。対策として、ファイルにパスワードを設定したり、アクセス権限を付与することなどが挙げられます。 2. 完全性(Integrity) 情報が正確かつ完全である状態が維持されることです。対策として、毎日データのバックアップを取る、通信中のデータが改ざんされていないかをチェックする仕組みを実装しておくことなどが挙げられます。 3.
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