「適切な経理・決算業務のために必要かつ十分な専門知識を有した社内の人材が不足している」──持ち帰り寿司の小僧寿し(JASDAQスタンダード)が明らかにした「重要な不備」が投資家を驚かせている。 同社が3月31日に開示した「財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ」。内部統制上の不備が財務報告に重要な影響を及ぼす可能性が高いとして公開した。 それによると、同社は「適切な経理・決算業務のために必要かつ十分な専門知識を有した社内の人材が不足」しているのだという。 また一部の債権・債務計上に関連し、業務システムで処理した仕訳データを会計システムに取り込む際に手作業で補正が必要だったが、「担当者退職の際の引継ぎ漏れや財務経理部員の人員不足に起因して、その補正仕訳手続きが適正に実施されていないことが発覚」したとして、適切なプロセスに則った処理が行われていないことを報告した。 こうし
![「経理・決算の人材が不足」……小僧寿しが開示した驚きの「重要な不備」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44410ff5cc0603e9a6fd97cd343e0d290de8ac30/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1504%2F01%2Fsk_kozou.jpg)