2016年4月1日のブックマーク (2件)

  • 【連載】「効果的利他主義」批判 ‐ その3 ‐ 圧倒的な現状肯定の思想 - 45 For Trash

    効果的利他主義者と呼ばれる人々の中には、誰もがその名を知っているような超大富豪の人々もいます。この人たちは、私などからすれば気が遠くなるような多額の資金を慈善活動に投じています。 すべての慈善活動が「よいこと」だとすれば、彼らの行為は素晴らしいことであり、彼らは立派だということになるでしょう。寄付を行うにしても、自分のなけなしのお金をポケットから捻出している庶民からすれば、何も言えなくなるような金額ですから。 ただ、これまた我々が想像もできないような大富豪の生活にかかるお金を支弁した上で、巨額の資金を慈善活動に拠出できること自体に疑問を感じる人はいないのでしょうか。 少なくともピーター・シンガーはこれに疑問を差し挟むことはありません。それどころか、彼らがこれほどまでの富を集めていることに対し、倫理的正当性の基盤を与える議論を展開しています。今日は、この点について詳細に見ていくことにします。

    【連載】「効果的利他主義」批判 ‐ その3 ‐ 圧倒的な現状肯定の思想 - 45 For Trash
    eirun
    eirun 2016/04/01
    現状肯定の思想を否定しているけれど、どっちかって言うと逆で「現状否定をするだけでちっとも現実をよく出来ない理想主義」を否定するから「現状は肯定したうえで寄付する」にたどり着いたんだよ。
  • 誘拐事件の“見世物小屋報道”について(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン

    行方不明になっていた埼玉県朝霞市の女子中学生が2年ぶりに保護された事件の全容は、いまのところまだよくわかっていない。 よくわかっていないことがその通りなのだとして、この事件を、果たして、当事者でない私たちがよくわかるべきなのかどうか、私には、そこのところがよくわからない。 まわりくどい書き方をしてしまった。 つまり、何を言いたいのかというと、私は、こういう事件が起こる度に、事件の詳細を報じることに果たして公共性があるのかを、いつも考えこんでしまうということだ。 既に、事件の背景や細部について、あまりにも多くの憶測が垂れ流され、必要以上にあけすけな推理や分析がやりとりされている。個人的には、被害者の少女が無事に保護され、容疑者の身柄が確保された旨が既に報じられている以上、これより先の報道はとりあえず不要なのではあるまいかと考えている。 容疑者を犯行に至らしめることになった文化的な背景や、監禁

    誘拐事件の“見世物小屋報道”について(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン
    eirun
    eirun 2016/04/01
    ほとんどの報道に「公共性」なんてないんだってば。芸能人の浮気報道が、国民の生活を向上させたり変化させたりすると? 災害報道や政治報道以外のほとんどすべての報道は、バラエティゴシップなんだよ。