新光電気工業はこのほど、ZigBeeに対応した無線送受信モジュールを開発した。照明・空調管理やセキュリティシステムなどへの展開を図る。 8ビットマイコンと2.4GHz無線LSI、水晶振動子など周辺回路やアンテナを17×25ミリの基板に集積した。各種外部ポートを備え、PCや携帯端末、センサーなどと接続したネットワークシステムを構築可能だ。 ZigBeeはBluetoothと同様、2.4GHz帯を使用した近距離双方向無線通信規格。Bluetoothに比べ通信速度が250Kbpsと低速だが、単3形電池で数年間動作する低消費電力性などが特徴で、産業用途や家電の遠隔制御、ホームセキュリティなどの用途が想定されている。 物理層はIEEE802.15.4として標準化されており、上位層はZigBee Allianceが標準化を進めている。同社はZigBee Allianceに参加している。 関連記事 三菱
ボブ・メトカーフ氏が再び世間を騒がせている。現在ベンチャーキャピタリスト、テクノロジスト、有識者として活躍するMr.イーサネットが、大胆な予測を打ち出している。今度の主役は2.4GHz帯を使う無線技術「ZigBee」(IEEE 802.15.4)、データ転送よりも主に監視・制御向けの技術だ。 先週スペインのバルセロナで開催されたNetEventsで、1973年にイーサネットを発明したメトカーフ氏が講演を行った。今日、マイクロプロセッサは自動車から洗濯機、産業プロセスに至るあらゆるもので使われており、出荷量は年間およそ80億個に及ぶと同氏は語り、「これらをネットワーク化するのがZigBeeだ」とした。 これが実現すれば、ZigBeeは世界で最もユビキタスな技術の1つになる。ただメトカーフ氏の予測ではしばしばあることだが、同氏とまったく正反対の見解を示し、ZigBeeは失敗以外の何ものでもない
「ZigBee」と呼ぶ新しい無線センサーネットの世界標準規格に注目が集まっている。では、ZigBeeとは具体的にどのようなものなのか? ZigBeeの特徴は? ZigBeeの実現によって何がどのように変わりうるのか? ZigBeeがどのように私たちの安心・安全にかかわってくるのだろうか? 一般のビジネスパーソンにとって、あまり聞き慣れないこのZigBeeについて、ZigBee Alliance(アライアンス)の会員およびZigBee SIGジャパンのメンバーとして、日本市場でのZigBeeの普及活動とZigBeeを応用したシステムの企画および開発を行っている、株式会社OTSL取締役である浅井龍男氏に寄稿してもらった。 本特集の第1部ではそれを紹介し、第2部では『日経バイト』2005年6月号で実際にZigBeeを体験した内容を掲載する。 国土交通省の利根川水系砂防事務所のホームページで
米Honeywell、英Invensys、三菱電機、米Motorola、オランダのPhilips Electronicsなどが参加するZigBee Allianceが今週、新しい無線規格ZigBeeの策定について話し合いを進める。 ZigBee Allianceは、低コスト・低消費電力のデバイスで無線オートメーションシステムが構成できる規格の策定に取り組んでいる。その消費電力は「単3アルカリ電池2本で数年間の連続駆動を目指す」(ZigBee Alliance)ほどだという。 ZigBeeは、各社がすでにサポートを取りやめた無線規格HomeRFから発生したもので、HomeRF Liteと802.15.4規格を組み合わせる。使用する周波数帯は、802.11b規格や電子レンジ、コードレス電話と同じ2.4GHz帯。1つのネットワークに最大255のデバイスが接続できる点や、最大30メートルの伝送距離
連載目次 無線LANパラダイスの夢実現か!? 「近距離無線」「省電力」「低コスト」「パーソナルエリアネットワーク」といった文言を聞いて何を思い浮かべるだろうか。IT分野やデジタル系の情報にちょっと詳しい人なら、技術者でなくとも「Bluetooth※1」という言葉が頭の片隅に浮かんでくるだろう。筆者も今回取り上げる技術「ZigBee」(普及団体URL:Zigbee Alliance)の冒頭のような概要に初めて接した際、まず頭に浮かんだのがBluetoothだった。 思えば90年代の後半から2000年にかけて、Bluetoothという言葉がユビキタスネットワークを実現する魔法の杖のようないわれ方をされた時期があった。いまから思うと、米国のドットコムバブルが日本にも飛び火して、多くの人々がIT熱にうなされたときであり、Bluetoothに対する過大ともいえる期待は、当時の状況をいまに伝える貴重な
ここでは、センサーネットワークの核となる技術である無線PAN(Personal Area Network)技術のZigBeeとアドホックネットワーク技術について概説する。 (1)ZigBee 先に述べたようにセンサーネットワークで求められている無線技術のポイントとして、「省電力」、「低コスト」がある。 ZigBeeは家電向けの短距離無線通信規格で、データ転送速度はBluetoothよりも低速(最高250kbps)で、最大伝送距離も70mと短い。しかし、単3乾電池2本で数ヶ月から2年間駆動するという低消費電力と、LSI単価で2ドルを目標とした低コストが最大の特徴であることから、家電の遠隔制御やセンサーからのデータ伝送などの用途に適している。そこで、コンソーシアムなどで標準化、普及活動が進められているところである。 【PAN技術/規格の比較】
最新情報 2008.9.10 ZigBeeのポリシー変更により、記載内容を変更しました。 2008.6.02 TY24FM-E2024使用ガイドライン追加(購入済みお客様用ダウンロードページ) 2008.4.25 ZB24FM/TY24FM無線モジュール マニュアル類バージョンアップ(購入済みお客様用ダウンロードページ) 2008.4.10 ZB24FM-Z2501使用ガイドライン追加(購入済みお客様用ダウンロードページ) 2.4GHz帯組込み無線モジュールシリーズとは お客様の製品に組み込みやすい小型サイズで、温湿度センサを使用した空調制御、電気使用量確認などの電力管理、さらに、防犯、 物流管理、工場製造ライン監視などさまざまな用途に利用することができる無線モジュールです。ZigBee®(ジグビー)準拠無線モジュールと独自プロトコルシリアル通信モジュールの2種類をご用意しています
米Freescale Semiconductorの日本法人フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは14日に記者会見を開催し、短距離無線技術「ZigBee」に関する同社の取り組み状況を説明した。 ZigBeeはデータ伝送速度が最大250kbps、伝送距離が屋内30m、屋外70m〜100m、搬送波周波数は2.4GHzの通信技術。近距離無線技術として普及し始めた「Bluetooth」に比べると伝送速度は低いものの、低消費電力、低コストで無線通信を実現できるとされている。 ZigBeeの物理層とMAC層は、IEEEの近距離無線通信規格「IEEE 802.15.4」を利用する。ネットワーク層とセキュリティ層、アプリケーション層は規格策定団体である「ZigBee Alliance」が定義した。 ZigBeeのネットワーク階層とFreescaleの取り組み。Freescale Semiconducto
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