西田宗千佳の ― RandomTracking ― 「飛ばない」からできた高速無線通信 ソニーが提案する「Transfer Jet」 今年のCESでは、「ワイヤレスで大容量AVデータを転送」するソリューションが注目を集めた。その代表格は、HDMIのワイヤレス化である「Wireless HD」、そしてUSBのワイヤレス化である「Wireless USB」だろう。松下も、AVCネットワークス社の坂本俊弘社長のキーノートや自社ブースにて、ビデオカメラとテレビをWireless HDで結び、映像を伝送するデモを行なっていた。 だがCESでは、もうひとつ、興味深い技術が発表されていた。それが、ソニーの公開した「Transfer Jet」である。 一見、似ているが、実は全く違う特質を持つ、非常にユニークな発想から生まれた技術である。Transfer Jetの「超近接・超高速通信」の秘密を開発陣に聞いた
ソニーが自社製品の記録媒体として展開しているフラッシュメモリカード「メモリースティック」に、かざすだけで最大560Mbpsの超高速転送が可能となる近接無線転送技術「TransferJet」を搭載する意向であることが明らかになりました。 デジタルカメラを直接TVにかざすだけで写真を画面に映し出すことや、携帯電話に携帯オーディオ端末を直接かざして音楽ファイルを転送することも可能になる「TransferJet」ですが、もしメモリースティックに内蔵することが可能となるのであれば、対立するSDメモリカード陣営に対して大きなアドバンテージとなりうるのかもしれません。 詳細は以下から。 Sony Integrating TransferJet Into MS Duo Cards, MS-JX8G Hits FCC | Sony Insider この記事によると、ソニーがアメリカの連邦通信委員会(FCC)
“かざして”最大560Mbps──「TransferJet」、2010年早期に製品化目指す:CEATEC JAPAN 2009 大容量のデータを高速で転送・通信する近未来のニーズを担う近接無線伝送技術「TransferJet」のデモ展示が、CEATEC JAPAN 2009の複数ブースで行われている。 TransferJetは、ソニーが開発した4.48GHz帯無線を用いる近接無線伝送技術。非接触ICカード(FeliCaなど)のように機器どうしを2~3センチ以内に近づける(あるいは“タッチ”する)──操作で、高速かつ(複雑な設定なしに接続できるため)容易、(近距離でのみ通信するため)安全に通信できる特徴を持つ。通信速度は物理層で最大560Mbps、実効速度で375Mbpsを実現する。 試作機とともに積極的にデモンストレーションを展開するのは、ソニーと東芝。それぞれTransferJetコンソ
ソニーが携帯電話やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの機器に保存されている写真やハイビジョン映像といった大容量ファイルを、パソコンやテレビなどにかざすだけで高速転送できる近接無線転送技術「TransferJet」に対応したLSI(集積回路)を商品化しました。 USB2.0の最大転送速度480Mbpsを上回る560Mbpsという高速転送を実現した「TransferJet」ですが、このLSIの商品化により、「TransferJet」に対応したさまざまな機器の登場が望まれます。 なお、上記の画像は今年10月に開催されたアジア最大となる家電業界の見本市「CEATEC JAPAN 2009」で展示された「TransferJet対応ケータイ」です。 詳細は以下から。 Sony Japan | プレスリリース | 世界初 「TransferJet」規格対応LSIを商品化 「TransferJet」
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