何度練習しても、漢字が書けないという少年がいます。彼は都内の中学3年生。苦しんでいるのはいまだ原因不明の障害のせいです。彼にとって、「学ぶ」とは一体どういうことなのか。そして彼のような障害がある人たちに、手は差し伸べられているのか。1人の少年を通じて見えてくる、いまを取材しました。 (政治部記者 並木幸一)
![WEB特集 僕は漢字が書けません | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce99e496937513d0edb47d9f9db93267204141c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190613%2FK10011949681_1906121417_1906121438_01_02.jpg)
何度練習しても、漢字が書けないという少年がいます。彼は都内の中学3年生。苦しんでいるのはいまだ原因不明の障害のせいです。彼にとって、「学ぶ」とは一体どういうことなのか。そして彼のような障害がある人たちに、手は差し伸べられているのか。1人の少年を通じて見えてくる、いまを取材しました。 (政治部記者 並木幸一)
発達障害と診断を受けても、一般企業で社員として働くのをあきらめる必要はありません。 よく、診断を受けたことで「役立たず」と烙印を押された、と勘違いしている人がいます。発達障害者=役立たずとは限りません。 その証拠に、診断を受けた後も、一般企業で働いている人はごまんといます。 私にも、その経験があります。診断を受けた2か月後、心療内科への通院とストラテラ40mgの服用を続けながら、某金融機関の子会社で1年間働いていました。 自分の障害と折り合いがついておらず、正直働ける状態ではありませんでした。しかし、通院とヨーロッパひとり旅を続けるには致し方ありませんでした。 通院や薬餌療法、実家と距離を置くことを両親は認めていませんでしたが、両親が信頼を寄せる団体への就職をすることで文句を言わせませんでした。私の地元には、大人の発達障害者の居場所がありません。 診断を受けても、一般企業で働くためには 診
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