涼しくなった今日この頃、成長著しい二人の子供(中1男と小3女ですが、もうKIDS150が着れなくなりました)の秋物の服をみつくろうと、また、9月15日にリリースされたシアタープロダクツとのコラボ商品を見ようと、今日、雨の中、近所のユニクロに買い物に行きました。 店内に入ると、右側がウィメンズ、左側がメンズのいつものレイアウトですが、前方からそれぞれ3番目と4番目のスパン(棚)にユニクロ・デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト#1=F.O.バティスタと#2=シアタープロダクツの商品が陳列されています。 それぞれ企画意図はすばらしいものがありますが、2ー3型を除いては、ちょっとユニクロでは外したかな?と思いながら、その両側を挟むように陳列された、特に、ウィメンズの限定商品、おそらくこれらが勝田さん率いるニューヨークのユニクロデザイン事務所がデザインされた商品群だと思われいますが、これらの
8月25日の日経MJの一面は東証一部上場、セレクトショップ最大手のユナイテッドアローズの特集記事でした。 記事の内容自身は業界の人にとっては、周知のものも多く、決して目新しい内容はありません。しかし、同社の記事を読む度に思うのですが、いつも一貫性というか、ぶれない軸を感じるものです。 ということなので、記事の内容に触れても芸がないので、日ごろ実感してる同社の強さを私なりに整理してみます。 実際、私もシーズンに1-2回は買い物をしていますので、そのブランディング、商品力、接客力の強さは表に見えるもので、わかりやすいのですが、専門的なところで、他のセレクトショップを大きく引き離している点をコメントしますと・・・ ○1業態24店舗限界説 ブランドの希少価値を低下させずに、一人のMDの目の行き届く範囲の限界と 言われる24店舗限界説を派生ブランドをうまく作りながら貫いています。 ○52週MDという
8月23日の繊研新聞によると、日本最大のモバイルサイト、ガールズウォーカーを運営するゼイヴェルの子会社(3月にゼイヴェルが51%出資して資本提携)、ティーガーデンが今年の10月9日、東京ガールズコレクション(TGC)の妹版、ティーンズを対象にした「シブヤガールズコレクション(SGC)」を開催するとのことです。 シブヤガールズコレクション(SGC)オフィシャルサイト おなじみTGCは20-34歳といういわゆるF1層を対象にしますが、SGCはティーンズ、ピュアヤングと言われる中学生から社会人までの一般層、あるいは俗に言うギャルが対象となります。 参加予定ブランドは、グラッドニュース、ゴールズ・インフィニティ、ココルル、マジョレナ、ブルームーンブルー、JIマックスなど、今回のイベントは、「彼女が彼に着て欲しい服」をテーマにしたメンズイベントもあるようで、新木場スタジオコーストに3000人の集客を
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7月29日の日経新聞に、世界最大のSPAチェーンGAP(ギャップ)が今秋から、日本で立地と客層にフォーカスした小型店の出店を始め、年20店舗以上(現在の倍のペース)の出店をめざすとの記事が掲載されています。 同社(ギャップジャパン)は現在、250坪以上の大型店を百貨店、路面店を中心に日本全国95店舗を展開していますが、今後は郊外の大型SCへ従来の大型店舗を出店すると同時に、駅ビルへアダルトなどに特化した100-150坪タイプ、百貨店にベビーなどに特化した30-50坪タイプの出店を始める模様です。 関連して、同社の社長人事は、今年の始めに、10年に渡ってギャップジャパンの基礎を社長として築き上げたクリストファー・ギャレック氏が退任。中継ぎでアバクロ日本支社設立に関与された元グッチジャパンの田代さんが一時的に代表取締役に就任したあと、8月より元ナイキのアジアパシフィックアパレル部門ゼネラルマネ
6月23日の繊研新聞の記事を受けて、早速、両国さくらさんの 「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション」 でも取り上げていらっしゃいますように、世界4大SPA、ファストファッションの雄、H&M(エッチアンドエム;へネス&モーリッツ)がいよいよ極東(欧米にとっては、日本は”FAR EAST”なんですよね)は、中国進出を発表しました。 これは、同社の5月31日で締めた半期業績報告(IR)の中でのリリース内容がそのまま報道されたもので、HPの詳細をいろいろ読んでみましたが、この件に関する内容は、今のところ、以下の文章がすべてのようです。 The H&M Group has signed contracts for the first stores in the Far East. The establishment in China is a first step into a new,
本日の繊研新聞1面、1976年創業のビームス誕生から30年目を迎えたセレクトショップの現状と今後の動向に関する特集記事「セレクトが動く」が始まりました。 記事によるとユナイテッドアローズ(UA)、ビームス、ベイクルーズ、シップスのセレクトショップ大手4社の売上高は97年に460億円だったのに対し今年06年は1400億円と10年間で3倍にもなったのですね。 インポートとオリジナルを編集する「セレクトショップ」のコアコンセプトは30年前と変わらないものの、この10年は、情報発信(マーケティング力)、新業態開発、接客の向上、個性的な店づくりなどなどを積み重ね各社成長を続けてきたと言えますが、百貨店、アパレル、その他の専門店もセレクトショップ業態に参入し、セレクト業態であることが、とりわけ珍しいものでもなく、陳腐化、同質化が避けられなくなっています。 もともとは、補足的な役割であったオリジナルとイ
本日(5月24日)の繊研新聞によると、日本最大の携帯通販サイト、 「ガールズウォーカー」 の運営を行うゼイヴェルは、同社が主催する東京発信ストリート&トレンドファッション(=リアルクローズ)のファッションショーイベント、 「東京ガールズコレクション(TGC)」 のサテライト版、「東京スタイルコレクション」を、今年7月にパリで開催されるジャパンエキスポでお披露目することになったとのことです。 ジャパンエキスポは日本のアニメ、コミック、ゲームなどのサブカルチャーをヨーロッパに紹介するイベント。 ジャパンエキスポHP 正直、ホームページの通り、客層は全く違うとは思いますが、第一回目のTGCのDVDに目を留めたジャパンエキスポの主催者側からのラブコールで、TGCが世界に飛び出す第一歩を踏み出すことになったようです。 今回のスタイルコレクションはTGCオリジナルのブランド別ショーではなく、スタイル
4月1日の繊研新聞によると、元シップスの幹部社員が立ち上げたセレクトショップne(エヌイー)を運営するネクストエッジが3月31日をもって事業を停止し、清算手続きに入るとのことです。 同社は発足からちょうど1年、1号店を昨年の9月にOPENし、6店舗を運営していましたが、あまりにも早い結論に業界もびっくりしているのではないかと思います。 記事によると理由は、ベンチャーキャピタルや商社系金融筋などのみに頼った資金調達にメドがつかなくなったとのこと。 当初、某大手アパレルがスポンサーにつくという話だったと思いますが、そちらのお家事情もあったのか見送りになったようで、そこらへんが誤算だったのではいか、と思います。 ネクストエッジの立ち上げは、業界でもBEAMS(ビームス)からスピンアウトしたユナイテッドアローズ(UA)と重ねて見る方も多かったと思います。ハイエンドマーケットに対して、新しいことを始
本日の繊研新聞にジャパン社を100%子会社化して日本マーケット攻略を本格化するスペイン インディテックス社のZARA(ザラ)についての興味深い記事がありました。 関連エントリー ZARA(ザラ)ジャパン スペイン本社100%出資へ ZARA(ザラ)については、世界のファッションSPA(製造小売業)のベストプラクティスとして、和文、英文問わず、情報を収集してきましたが、今回の記事によると、日本マーケットにかなり照準が定まって来たことを伺い知ることができます。 一方では、世界統一のブランドイメージを保つため、店舗内装素材、ウィンドウディスプレー、商品貸出までをスペイン本社集中管理を徹底。 その一環で、以前、ブログで指摘した、ローカルマーケットへのサイズ対応については、「(要望があるのはわかっているがZARAは)スラっとした人に着て欲しいのでやらない」ときっぱり言い切るのは創業者のオルテガ チェ
本日の繊研新聞にあったイギリス出身のコレクションデザイナー、ステラ・マッカートニーのインタビュー記事から印象的だった部分を引用します。 「いつも、自分の気持ちに対して素直にデザインしようと心がけているんです。デザイナーってシリアスになり過ぎてると思う。私は最初から、実用的で、自分が着たい服を作ってきました。世の中にあるつまらないベーシックウエアに、楽しさと少しの個性をつめてきた・・・」 彼女は、女性デザイナーの作るリアルクローズのリーダー的存在と位置づけられ、従来のアート的なデザインや華やかしさ重視のコレクションデザイナーとは違って、より現実的な服にこだわり、スポーツブランドのアディダスやファストファッションのH&Mとのコラボなどユニークな取り組みでも有名です。 関連エントリー H&M、次なるコラボはステラ・マッカトニー 関連エントリー 欧米マーケットに影響与えるファストファッション 一方
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