雑誌市場の縮小が止まらない。2012年の推定発行部数は5年前より26%減ったもようだ。そのなかで健闘しているのが30~40代男性向けファッション誌。出版科学研究所(東京・新宿)によると同ジャンルの12年の部数は前年を3割弱上回ったとみられる。インターネットに情報が氾濫する今、なぜ雑誌に手を伸ばすのか。探ってみると、おしゃれに一段と気を使いはじめたこの世代ならではの事情や、需要に応じた売り場の変化が浮かび上がる。
衣料品市場で主流のカジュアルファッション。その代名詞でもあったジーンズの売れ行きが振るわない。今月2日にボブソン(東京・渋谷)が民事再生法の適用を申請するなどメーカーや専門店の苦戦が続く。一因とみられるのは2年前に起きた低価格ジーンズブームによる、消費者の値ごろ感の変化。さらにパンツなどの分野で、楽にはける商品の人気が高まっていることも、需要減の背景にあるようだ。東京・池袋のジーンズ専門店。1
高島屋は「セレクトショップ」と呼ばれる衣料品専門店から若者向けの商品を調達する。ビームス(東京・新宿)、ユナイテッドアローズなど6社からスーツやバッグを仕入れ、まず主力店で今月実施するセールで販売する。百貨店が取引があるアパレル以外の衣料品専門店から商品を一斉調達するのは異例。20~30代の集客につなげる。高島屋が商品を仕入れるのは、ほかに「デザインワークス」を運営するアバハウスインターナショ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く