テニスの全米オープン、車いすの部のシングルスで、男子の国枝慎吾選手と女子の上地結衣選手がそろって優勝し、ともにダブルスと合わせた2冠に輝きました。 国枝選手は7日、ニューヨークで行われた決勝で20歳のアルゼンチンの選手と対戦し、7―6、6―4のストレートで勝ちました。 国枝選手は2011年の大会以来、5回目の優勝です。 また、上地選手はオランダの選手と対戦し、6―3、6―3で勝って初優勝を果たしました。 全米オープンの車いすの部は、国枝選手と上地選手がシングルスとダブルスの2冠に輝き、国枝選手は、ダブルスのみが行われるウィンブルドン選手権を除いて、今シーズンは四大大会のシングルスすべてで優勝しました。 また、20歳の上地選手は、ことしは四大大会すべてでダブルスを制し、シングルスは全仏オープンに続く優勝となりました。