次世代の成長産業にかかわるニュースにはどの国のメディアも敏感だ。米電気自動車(EV)大手テスラ・モーターズの新型セダン「モデル3」に蓄電池を供給するメーカーをめぐる韓国メディアの一喜一憂はその典型かもしれない。韓国サムスンSDIも調達する方向で協議中との一部報道にわき立ったが、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターに「パナソニックだけだ」と書き込んで否定。その結果、日本から奪った「バッテリー王国」の地位が揺らぐと焦燥感も漂う。 次世代のドル箱 「モデル3などの電気自動車モデルにはパナソニックのバッテリーだけを使うことをはっきりさせたい」 6月上旬、マスク氏のツイッターへの一本の投稿がから騒ぎに終止符を打った。 直前にロイター通信など複数のメディアが「サムスンSDIはテスラにバッテリーと蓄電装置を供給する方向で協議を進めている。関係筋が明らかにした」などと報じ、韓国でも

