大航海時代、キリスト教宣教師が世界中を巡って布教を行った。一緒にいろんな西洋文化も持ち込まれた。音楽もその一つ。 染める側だったはずのキリスト教は各地で現地の習俗に融合していく。西洋音楽が現地の音楽に混ざって馴染んでいくのは不思議な話じゃない。 映画やドラマの切支丹のシーンで流れる聖歌、いま聴くクラシックとそんなに変わらない響きなんだけど、そんなア・プリオリな『お約束』をグラグラ揺さぶる音楽をご紹介。同じ時代の、お隣は中国(明王朝)・北京の教会音楽を再現している。衝撃的な音楽体験。まあ聴いてみて。 さてほんとに伴天連衆は初めて西洋音楽に触れてから数十年で今と変わらないレベルで完コピできたのかね?