グーグル(Google)のAndroid OSとともに、スマートフォン時代の「Wintel」となるとの下馬評も出始めているクアルコムの「Snapdragon」チップ。その新世代のチップセット(System on a Chip:SoC)のロードマップが米国時間18日に発表された。 このスライドにあるように、クアルコムでは今後まず「MSM8260」「同8660」というチップセットを投入していく予定。「8260」と「8660」はいずれも、2つの「Scorpion」コアと「Adreno 205」GPUを内蔵する(製造プロセスは45nm)。両者の違いは、8260がHSPA+通信方式をサポートするのに対し、8660ではHSPA+に加え、CDMA2000と1xEV-DO Rev. Bにも対応する点で、コアの動作速度はいずれも1.2GHzとなる。 いっぽう、その次の「MSM8960」ではデュアルコア (製