■「○○(自分の名前)のおもちゃを、この子たちにあげようか」 「震災後、避難所の子どもたちの様子がニュースで映し出されるのを見た4歳の長男が言った言葉。一番のお気に入りのおもちゃを眺めながらしばらく考えこんでいた。小さくても、誰かを元気にしたい気持ちは一緒なんだと思った」(26歳女性) ■「お腹いっぱい食べられない子もいるから、がんばる」 「友人の子どもの話ですが、小学1年生の男の子が、ご飯を残さず食べるようになったのだそう。被災地の様子をテレビで見てから、大嫌いだったニンジンも食べるようになったのだとか」(31歳女性) ■「ママ、僕が守ってあげる」 「夫が仕事に出かけているときに大きな余震が来た。5歳の息子と2人きりで怖かったが、余震のあと、『やっと止まった。こわかったね』と子どもに声をかけたら、『こわくないよ。ママ、僕が守ってあげる』と。涙ぐんで唇を噛みながらそんなセリフを言う子どもを