2001年、小学館から相原コージ著の『相原コージのなにがオモロイの?』という本が発行されました。1999年から2000年にかけてビッグコミックスピリッツに連載された短編ギャグマンガをまとめたもの。 ところが現在、アマゾンや紀伊國屋で検索しても、『なにがオモロイの?』はヒットしません。なぜか。 実はこの本、新作マンガ単行本でありながら、「週刊ビッグコミックスピリッツ特別編集5・20増刊号」として、雑誌扱いで刊行されたのでした。判型は青年向けマンガ単行本と同じB6判ですが、カバーもオビもありません。いわゆるコンビニ向けコミックと同じような感じ。ただし、紙質はそれよりもずいぶん良いものを使っていて、ケバだっていません。けっこう重いです。 驚くべきはその価格でして、288ページもあるのに、本体362円、税込380円! 表紙には 新作コミックの価格破壊!! 定価380YEN(税込) 1ページ単価1.