今日の話題は知らない人には全然わからない話題になるよ? このところはてなダイアリーのライトノベル界隈で流行っている『パピヨン度』という言葉について、どうやら定義の曖昧さから認識の大々的な齟齬が発生しているようだ。 海燕のこの記事に対してまずid:kazenotori氏がこのような解釈を見せた。 >中二病作家の代表として、西尾維新、浅井ラボ、平坂読あたりが挙げられると思うのだが、この三人は明確に作風が違うにも拘らず、いままでは中二病作家として括るしかなかった。しかしそこに「パピヨン」の概念を導入すれば、この三者を明確に分けることができるのだ。 >まず西尾維新だが、彼はパピヨン度が低い。『きみとぼくと壊れた世界』とか読んだらわかるけど、濃厚な中二病スメルを醸し出しているにもかかわらず、よく読めば全て計算づくだったりする。 これはかなりパピヨン度の本質をついた分析だ。西尾維新が高パピヨ