レンタル大手「TSUTAYA」や、ポイントのつく「Tカード」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営する神奈川県・海老名市立図書館で、新たな問題が起きている。 CCCが2015年11月、プライバシーマーク(Pマーク)を返納したのだ。Pマークとは、その企業や団体が個人情報などを適切に扱っていることを第三者が認証する制度。CCCは返納後も、「従来のセキュリティレベルは維持・継続するとともに、より強固な環境にするよう努める」としているが、海老名市では、図書館の指定管理者を募集する際、「Pマークの所持」を応募資格としていた。