タグ

2012年3月28日のブックマーク (2件)

  • (本の紹介)「反貧困」—日本のセーフティネットの現状を知ることができる必読の一冊 - 書評人(The Reviewers)

    貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書) 作者: 湯浅 誠 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2008-04-22 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 2008年のですが、今更ながら手に取ってみました。 読んでいなかったのが恥ずかしくなるくらい、色々な現実を知ることができました。これは必読、といって良いレベルです。興味深かった点をメモしたのでご共有です。 セーフティネットの穴 ・日では生活保護基準以下で暮らす人のうち、実際に生活保護を受けている人たちの割合(「補足率」)は15〜20%といわれる。計算上では、600万世帯・850万人の生活困窮者が生活保護から漏れている。この水準では、もはやネットの「穴」とすら言える状態ではない・ ・不正受給(濫給)は15,000件程度(2006年度)。不正受給の話がよく問題になるが、1.5万件の濫給と600〜850万人の漏給のどち

    elm200
    elm200 2012/03/28
    センが言う通り「貧困は物質そのものの貧しさというより潜在能力の低開発状態」というのはまったく合意。私の途上国での経験と照らしてもその通りだと思う。
  • 電力システムを“硬直的で脆弱”から“自律分散型”へ送電網の開放と公正な電力取引市場の創設が急務

    次世代に引き継ぐ大震災の教訓 東日大震災から1年。首都直下型地震をはじめ次なる巨大地震の可能性も示唆され、国民に不安が広がるなか、我々現役世代は何を為すべきか。それは東日大震災から得た教訓を、次世代へと確実に引き継ぎ、活かすことではないだろうか。そしてその役割はこの1年間、着実に果たされてきたと言えるのか。各分野の専門家へのインタビューと現地取材を交えたレポートで検証する。 バックナンバー一覧 たかはし・ひろし/1993年ソニー入社、2000年内閣官房IT担当室主幹、2007年東京大学先端科学技術研究センター特任助教、2009年より現職。学術博士。経済産業省総合資源エネルギー調査会基問題委員会委員、同電力システム改革専門委員会委員。著書に『電力自由化 発送電分離から始まる日の再生』 (日経済新聞出版社、2011年)など。 電力といえば、黙っていてもコンセントの向こうまで来ていて、

    elm200
    elm200 2012/03/28
    基本的に同意。これが日本が目指すべき電力システム改革の方向性だ。だが、やるべきことは分かっても実行できなさそうに見えるのが現在の日本の悲しさよね…。