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ブックマーク / shohyoj.in (49)

  • (本の紹介)「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」—都市を見る目が変わる一冊 - 書評人(The Reviewers)

    ゼロから始める都市型狩猟採集生活 作者: 坂口 恭平 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2010-08-04 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 気になってた一冊だったので読んでみました。読書メモをご共有。 <都市の幸>で衣住を満たす ・教会では服やがタダで配られている。 ・炊き出しや、まだべれる廃棄品(居酒屋、コンビニなどの品)を貰うことで、タダで事にありつける。タバコ(パチンコ屋の忘れ物を入手)、シャワー(ホームレス支援施設を利用)、酒(引っ越しなどで出るゴミの中にある)にもタダでありつける。 ・段ボールハウスは快適。ソーラーパネルを取り付け、家電を動かしている人もいる。さらに、壊れても作り直せる。暗黙の了解として、家を建てることを許容してくれる場所もある(多摩川河川敷など)。 著者の坂口さんは建築家です。特に段ボールハウスへの驚きは書の

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    elm200 2012/04/24
    折りたたみ可能の超軽量防水断熱寝袋みたいなのが開発されたら基本的にどこでも寝られるようになる気がするなあ。技術的に移動式の家も作れるかも。住の問題さえ解決すれば人はもっと自由になれるのになあ。
  • 一族の首長となったプロ・ブロガー/評価経済を成立させるもの - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/04/13
    「評価経済はたしかに成立する。が、それは首長と呼べるほどフォロワーを獲得した人たちの間でだけだ」フォロワー数は問題じゃない。重要なのはマッチング。私は全員が「首長」になりうるんじゃないかと思っている。
  • サラリーマンに世界は救えない/なぜ和製ゲームの主人公は少年ばかりなのか - 書評人(The Reviewers)

    マリオがコインを集め、勇者が魔王を討伐していたころ、日はたしかにゲーム業界のトップに君臨していた。けれど現在では、販売数も開発規模も海外のパブリッシャーに圧倒されつつある。かつてはクソゲーだらけだと言われていた「洋ゲー」は、今では日をしのぐほどの勢力を持つにいたった。すると当然、「和ゲーと洋ゲーで面白いのはどちらか」という宗教戦争が勃発する。 ※とはいえ日が一国で「和ゲー」を背負っているのに対し、洋ゲーといえば欧米豪露など世界中のタイトルが含まれる。ゲーム業界での日の存在感はいまだに大きい。 マスエフェクト 3 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ 発売日: 2012/03/15 メディア: Video Game クリック: 6回 この商品を含むブログ (12件) を見る 日ゲーム——とくにRPGやストーリー性の強いアクションゲームなどには、一つの特徴がある。それは登

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    elm200 2012/04/13
    『日本では常識に縛られ世間体を気にする人が「大人」だとされる。欧米では自律的で主体的な判断のできる人が「大人」だとされる。』この通りだったとしたら悲しいことだね。日本人は何のために生きているのか…。
  • 過剰サービスの国 - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/04/13
    ほんとうにねえ。自分で自分のクビを締めてるようにしか見えないのよね、日本人は。だから私はつい日本では家に引きこもり、または外国へ行きたくなる。そういう「過酷な」日本の現実から目をそらすため。
  • 生活実験が世の中を多様にする - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/04/07
    私の場合、実験しようと始めたわけでもないけど、気がつけば押し出されてここにいるという感じ。経済構造が根底から変化しつつあるいま、いままでと同じことをやっても面白くないしね。いろいろ挑戦してみたい。
  • 東洋経済(4/7号)の「さらばGDP」特集が面白い。脱成長論、評価経済論に関心ある方におすすめ - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/04/07
    私もちょっと登場した東洋経済の「さらばGDP」特集。イケダハヤトさんの視点がうかがえて興味深い。
  • (本の紹介)「反貧困」—日本のセーフティネットの現状を知ることができる必読の一冊 - 書評人(The Reviewers)

    貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書) 作者: 湯浅 誠 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2008-04-22 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 2008年のですが、今更ながら手に取ってみました。 読んでいなかったのが恥ずかしくなるくらい、色々な現実を知ることができました。これは必読、といって良いレベルです。興味深かった点をメモしたのでご共有です。 セーフティネットの穴 ・日では生活保護基準以下で暮らす人のうち、実際に生活保護を受けている人たちの割合(「補足率」)は15〜20%といわれる。計算上では、600万世帯・850万人の生活困窮者が生活保護から漏れている。この水準では、もはやネットの「穴」とすら言える状態ではない・ ・不正受給(濫給)は15,000件程度(2006年度)。不正受給の話がよく問題になるが、1.5万件の濫給と600〜850万人の漏給のどち

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    elm200 2012/03/28
    センが言う通り「貧困は物質そのものの貧しさというより潜在能力の低開発状態」というのはまったく合意。私の途上国での経験と照らしてもその通りだと思う。
  • SFは時代を映す鏡たりえるか/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』感想 - 書評人(The Reviewers)

    世界を変えてしまう作品というものがある。どんなジャンルであれ、創作物は先行作品を踏み台にしながら発展していく。しかし時々、以前の作品から一段飛ばし、二段飛ばしで進んだ作品が登場する。すると、あらゆる作品がその作品と比較して語られるようになり、環境が一変してしまうのだ。 『ニューロマンサー』は、そんなマイルストーン的な作品のひとつだ。この小説が無ければ、映画『マトリックス』も『攻殻機動隊』も誕生しなかった。ジャンルの壁を越えて、様々なクリエイターに影響を与えた大傑作といえよう。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1986/07 メディア: 文庫 購入: 27人 クリック: 524回 この商品を含むブログ (258件) を見る 脳とコンピューターを直結できるようになった時代、犯罪の街“千葉シティ”でケイスは自暴

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    elm200 2012/03/27
    国家や大企業といったわかりやすい仮想敵がなくなった時代。インターネットが個人の力を強化するのは間違いない。21世紀の SF はその新しい社会観に基づかなければクールじゃないね。
  • なぜ日本は息苦しい国なのか - 書評人(The Reviewers)

    表題のようなことはもうずっと昔から考えていた。なぜ自分は母国にいながら周囲となじめないのか、息苦しいと感じるのか。そしてそういう人々はどうも自分だけじゃないらしい。この国はどうして息苦しく感じる人たちを一定率生み出してしまうのか。 一つはその同質性にあるとは前々から考えていた。おまえがゆく道は俺の来た道。みなが同じ道を歩むから、前を歩くものは後ろを歩くものに行先にあるものを教えられる。同じ道を歩いてるから、言わなくてもわかる。いわゆる空気読みというやつだ。 だから違う道を歩くことは彼らには信じられない。一緒の道を歩いていれば手をさしのべることもできるから一緒の道を歩こうと言って来る。それは彼らなりの親切心なのだろう。 おまえのゆく道は俺の知らぬ道、俺のゆく道はおまえの知らぬ道。そうしたことが彼らにはどうも理解できないようだ。だからはみ出したものを型にハメようとする。知らない道へ歩きだそうと

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    elm200 2012/03/24
    日本の同質圧力って本当にいい加減なんとかしなければならない時期に来ているよね。人々があるがまま異なった存在であることが直接「経済的価値」を持つ21世紀に、このままでは日本は上手く適応できない。
  • ゲームから降りる - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/21
    ゲームから降りるとホント身体が軽くなって楽になるよ。「それで誰が国民経済を支えるのだ?」などと説教を垂れるしかめ面のおじさんたちには、とっておきの話があるので、そのうち披露することにしょう。
  • (本の紹介)「年収100万円の豊かな節約生活術」 - 書評人(The Reviewers)

    最近お金を使わない暮らし系のを読んでいます。生活実験から見えるものを知りたいからです。 数あるそれ系のでも、Amazonで特に評判の良かったのがこの一冊。面白かったのでご紹介したいと思います。 年収100万円の豊かな節約生活 作者: 山崎 寿人 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2011-06-24 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 東大卒、20年間無職、貯金を切り崩す独身男性 著者の山崎さんは、現在ネットでできる小遣い稼ぎを除くと、親が遺してくれた不動産を売却して得た貯金を切り崩して生活しているとのこと。定収入はゼロ、ということです。 貯金は1,500万程度あり、年金受給開始が65歳だとしたら、毎年100万円切り崩していけば、賄えるとのこと。 「ゲーム」を楽しむ ・つまり「生活の豊かさ快適さと節約とのバランスをいかにとるか」を考え、様々な知恵を絞っ

    elm200
    elm200 2012/03/21
    「東大卒無職」のところでドキッとしてしまったが(笑)私は無関係。親からの遺産を少しずつ使ってどこまで生き残れるかという「ゲーム」を楽しんでいる人の話。ある種の生活実験。本が売れればそのお金も使えるね。
  • 『君は海外就職の時代?/それは誰も知らない』 - 書評人(The Reviewers)

    (参考画像:就活に疲れてイオンのベンチで休憩するモリゾウさんと思われる男性) 『まぁ、海外就職は甘くもないんですけどね、でも日でブラックに勤めるよりは金銭的にもキャリアを積むにもいい求人は結構ありますよ、いや現地採用ですけどね、新卒でも、ニートでも、一度くらい気軽な気持ちで覗いてみればいいじゃないですか、死ぬわけじゃないんだし』 これが氏の口癖だ。 先週、モリゾウさんからカンボジアで買ったという胡散臭いパワーストーンと一緒に氏の出版が家に届いた。僕の思い込みかもしれないが『書評を書いてくれ』という氏からの怨念に近い無言のプレッシャーを感じた。 モリゾウさんと言えば、初めて梅田の串カツ屋で飲みに行った時に悪酔いして、ゴミ箱とカウンター横の秘伝のタレ壺を間違えて、その中にゲロを吐いて、昔はカタギでは無かったという噂がたえない小指の無い店の親父に10回くらいビンタされながら、「当にすいませ

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    elm200 2012/03/21
    らかんさんが書いたひさしぶり(初めて?)の書評らしい書評。爆笑間違いなし。でも、もりぞおさんのアジア海外就職情報は本当に役立ちそうだ。アジア就職を考えている人は一度は覗いてみてもいいかも。
  • (本の紹介)「なぜデザインが必要なのか」—「デザイン」の本当の文脈を知ることができる一冊 - 書評人(The Reviewers)

    なぜデザインが必要なのか――世界を変えるイノベーションの最前線 作者: エレン ラプトン 出版社/メーカー: 英治出版 発売日: 2012-01-24 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「デザイン」という言葉は、しばしば「グラフィックデザイン」と同義だと捉えられています。デザインと言えば「ロゴ制作」「配色を決めること」みたいな。 ですが、当は「デザイン」という言葉はもっと広い文脈を持っています。「問題解決に使える思考法」というニュアンスで僕は考えています。 そんなデザインの意義を、ドンピシャで説いているを見つけたのでご紹介。の中で紹介されていた無数の事例から、面白かったものをピックアップしてみます。 ゾン補聴器:機能性と美を備えた補聴器 これすごいですね。この小さな画像だと全く分からないですが、ちゃんと補聴器着いています(より大きな画像だと、耳から細い透

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    elm200 2012/03/17
    たしかにデザインって「見かけよくするだけのもの」って誤解されがちだよね。実際にはイケダハヤトさんが言う通り「問題解決に使える思考法」。問題の本質を見抜く力が試される。
  • 『十二国記』との決着–『月の影 影の海』 - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/16
    まだ読んでもいない本に対する情熱的かつ芸術的な dis り。@Ning_Squared 節がスロットル全開だ。レビュアーの人生が浮き彫りになる「熱い書評」。まさに書評人がもとめているもの。読後感もあとでぜひアップしてほしい。
  • 生活実験のすすめ - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/16
    「「低消費・低生産」という大きなベクトルのもと、日本に住む人々のライフスタイルは多様化していく」カネの絡まないサービスの生産・消費はむしろ飛躍的に増えるだろう。実質的な意味で我々はもっと豊かになる。
  • 「社畜」ってのは、要するにMなんでしょ? - 書評人(The Reviewers)

    扇情的なタイトルだが、粛々と母校のネタで導入しよう。 ご存知のようにフェリス女学院は元祖外資系クリスチャンの学校なので、宗教的なことを考えるイベントが、定期的に行われる。とはいえ、生徒のほとんどがクリスチャンではない以上、信仰の話などではなく、むしろ宗教的な価値観に基づいて倫理的な問題を考えてみようという、ある程度有意義な会合になることが多い(←宣伝w)。 そういうイベントは、割りと楽しんで参加していた方だが、キリスト教の中で最も自分と相容れない価値観のひとつにも、出会ってしまった。学校の招待したどこぞの牧師先生のスピーチに曰く、 「わたしたち人間は、か弱く愚かな羊の群れであり、主はそんなわたしたちの牧者なのです—」 今思い返せば、人間が絶対者の前ではアホな羊の群れであるというアナロジーを思いついた上で万人に説いた誰かさんの気持ちもとてもよくわかるんだが、 ちょっとお待ちください—と、14

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    elm200 2012/03/15
    .@Ning_Squared さんは社畜が生まれる原因を「ある種の宗教じみた思い込みと、マゾヒスティックな快感、停滞による安心感があるのではないか」と喝破する。タイトルはアレ(笑)だが内容は至って真面目。
  • 「応援としての消費」の割合を増やす - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/15
    「応援としての消費」って「パブリックな消費」そのものだね。決まりきったつまらない出費をするくらいなら大胆な挑戦をしている人たちを支援したいという人は確実に増えてきていると思う。
  • (本の紹介)創造的福祉社会—今起きている変化についての歴史的視座を得られる一冊 - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/12
    これもまた面白そうな一冊。楽園のパラドックスって私がいうところの「ロボットが日用必需品を全て作ってくれる世界では、すべての人が失業者になる」というもの。苦役としての労働が消滅した後の世界について。
  • 16年越しの決断術 - 書評人(The Reviewers)

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    elm200 2012/03/11
    いつも皮肉たっぷりの @__kiyoto__ さんだから、人情味あふれるエントリーを書くとこちらもなんだか胸がキュンとする。彼の旧友の書いた本に対する書評。
  • (本の紹介)「小商いのすすめ」—「脱成長」時代のあるべき生き方を提示する一冊 - 書評人(The Reviewers)

    小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ 小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ 作者: 平川克美 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2012-01-20 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 前から読みたかった書、ようやく手に入りました。 気になったセンテンスを、文の意味を損なわない範囲でメモとして要約しました。ご共有いたします。 経済成長神話の崩壊 ・需要が右肩上がりであり続けるためには、大勢で一つ必要だった商品を、ひとり一個にする必要があった。さらに欲望を細分化され、ひとりが複数の商品を抱え込むところまで進んだが、もうこれ以上欲望は細分化できない。 ・大会社は新興国を見ているが、世界的に見ても、細分化の余地はあまり残されていない。大量生産・大量消費の時代が永遠に続く、という考えには根的な無理がある。 ・生産者と消費者の関

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    elm200 2012/03/10
    イケダハヤトさんに言わせると私の「Skype 相談サービス」も「小商い」にあたるらしい。たしかに「ビジネス」と「ボランティア」の中間みたいな仕事ではある。やってて楽しいし。今後はこういう働き方が増えるかも。