今回の設備による年間発電電力量を(南国なので本当はもっと多いとは思いますが)仮に1,000MWhとすると、住民1人あたりの電力量は約667kWh(1日あたりでは約1.8kWh)となり、これで電力需要の150%を賄えるとのことなので、元々の消費電力量は流石に日本(1世帯あたり約10kWh/日)よりかなり少ないと見受けられますが、それでもある地域・生活共同体において全ての電力を太陽光発電で賄うことを可能にしたというのは、やはり非常に画期的・先進的なことだと感じます。 またそれだけ現在は、環境によっては太陽光発電のメリットがディーゼル発電より大きくなっている、ということでしょうか。 ただ全電力を担うだけに、長期にわたる安定運用の実現が非常に重要になると思われるので、今後メンテナンス等をどのように行っていくのか、という点にも注目していきたいところです。 ※参考サイト: ・[1]トケラウ(Wikip