夏季休暇で山梨県を訪れている安倍総理大臣は15日夜、小泉・元総理大臣や森・元総理大臣らと夕食を取りながら会談し、安倍内閣を取り巻く政治情勢や先の内閣改造などをめぐって意見を交わしました。 このあと安倍総理大臣は知人の別荘を訪れ、みずからと同じ派閥出身の小泉・元総理大臣や森・元総理大臣、麻生副総理兼財務大臣らと夕食を取りながら会談し、各種世論調査で内閣支持率が下落する中、安倍内閣を取り巻く政治情勢などをめぐって意見を交わしました。 関係者によりますと、出席者からは今月初めに行われた内閣改造について「適材適所でよく考えられた人事だった」などと評価する意見が出されたということです。 また、かつて自民党内で激しい派閥抗争が行われたことに触れながら、党の結束は維持されているとして、引き続き挙党態勢の確立を重視しながら政権運営に当たるよう求める意見が出されたということです。