職務質問の要件とされる「不審事由」がないにもかかわらず、警察官から職務質問を受けた――。 外国ルーツを持つ人たちから、このような職務質問に対する疑問の声などが複数寄せられたことをきっかけに、東京弁護士会は、その実態を把握するためにアンケート調査を実施した。 外国にルーツをもつ回答者のうち、6割以上が過去5年以内に職務質問を受けているほか、外国籍とわかった途端に警察官の態度が変わったという人もいるなど、差別的な「レイシャルプロファイリング」の実態が浮き彫りになった。 ●職務質問を受けた回数「10回以上」も… レイシャルプロファイリングとは、人種や肌の色、国籍、言語など、特定の属性にもとづいて、個人を捜査の対象とすることだ。外見が「外国人風」だったり、外国語を話したりしていることを手がかりとした差別的な職務質問もこれにあたる。 東京弁護士会・外国人の権利に関する委員会がおこなったアンケート調査
全面的な取調べの可視化を求める日弁連のフォーラムが9月5日、弁護士会館で開かれ、会場とオンライン合わせて約250人が参加した。 2019年に施行された改正刑訴法では、録音・録画が裁判員裁判対象事件などに限られている。3年後に見直すとの規定にもとづき、法務省では今年から協議が始まっている。 2011〜2014年の法制審委員で冤罪被害者の村木厚子さんらが登壇し、「あるべき姿は全件録音・録画」などと訴えた。村木さんと共に一般有識者として委員を務めた連合前会長の神津里季生さん、映画監督の周防正行さんら4人も会場に駆けつけた。 ●土井さん「守られるべき人を守る制度に」 フォーラムでは、大阪府で2012年にコンビニ強盗の容疑で逮捕され、300日超拘束されたミュージシャンの土井佑輔さんが講演した。コンビニの自動ドアについた指紋が事件と別の日のものだったという証拠が見つかり、2014年に無罪判決が言い渡さ
民事裁判の全判決をオープンデータ化する構想が進んでいる。9月3日におこなわれた弁護士業務改革シンポジウム(主催・日弁連)の第1分科会で、平岡敦弁護士が「かなりの確度で実現するのではないかという状勢になってきている」と報告した。 民事判決のオープンデータ化については、日弁連法務研究財団が裁判所などと調整している。実現に向けた具体的な話が進んでいるといい、すでに法務省が法改正のための検討会を開くという報道も出ている。 平岡弁護士によると、まだ構想段階ではあるが、裁判所からの民事判決を収集・管理する法人を新設し、AIによる仮名化を施したうえで、法律出版社や研究機関などに有償提供するという運用案が考えられているという。 日弁連法務研究財団の資料より(2021年3月25日:https://www.jlf.or.jp/wp-content/uploads/2021/04/pt-houkoku20210
Jリーグは9日、同日付で「声出し応援に関するガイドライン」を改訂したことを正式に発表した。 今回の改訂は、政府による9月8日付の基本的対処方針ならびにイベント開催制限の見直しに伴うもの。「声出し応援エリア(大声あり)」と「それ以外の観戦エリア(大声なし)」を明確に区分して開催することを条件に、声出し応援エリア以外の観戦エリア(後者)の入場制限を、従来の50%から100%へ変更することを決定した。これらの決定は既にJリーグの各クラブに通達されている。 改訂された声出し応援ガイドラインは9日より適用される。一方で、地域によって感染状況が異なることなどから、声出し応援席の導入はホームゲームを行う主管クラブが決定できることとしている。また、導入には地元の自治体の確認等の一定の準備期間を要することから、今回の改訂済みガイドラインの導入状況はクラブごとに異なることも伝えている。詳細は各クラブのインフォ
今回は、パレスチナについて前々回および前回の続きを準備していたのだけど、英国の新内閣について言うまでもない当たり前のことをTwitterでちょろっと書いたら数千の単位でRetweet/Likeされるということになってしまったので、それについて少し詳しく扱っておこうと思う。よい機会だ。パレスチナについては明日。 リズ・トラス政権が発足し、「多様性」が注目されているようだ。だが私はその「多様性」は見かけだけだと見ている。ちなみに私は「政局」にはほぼ関心を向けずに、英国政治の細部を10年も20年もずっとウォッチしているオタクである。ただのオタクなので、権力者についてものを書き、その権力者に直接会ったといってきゃあきゃあ騒いだりしない立場にある。 順番に話をしていこう。英語を読むという技術的なことについても、いつも通り、ちょいちょい挟んでいく。いつもは当ブログは上限4000字を目安に書いているのだ
イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が8日、96歳で亡くなりました。 女王の死去を受けて即位したチャールズ国王は、ロンドンのバッキンガム宮殿に戻り、多くの人が出迎えました。 国際社会からは女王の功績をたたえ、追悼する声が相次いでいます。 国内外の反応や動きを詳しくお伝えします。 エリザベス女王死去後初の週末 宮殿前で大勢の市民が追悼 イギリスのエリザベス女王の死去から初めての週末を迎え、ロンドンのバッキンガム宮殿の前には、家族連れなど大勢の市民が集まり、追悼する姿が見られました。 9月8日にエリザベス女王が亡くなってから、初めての週末となる10日、ロンドン中心部のバッキンガム宮殿の前には、朝から花束を手にした大勢の市民が集まっていました。 そして宮殿の門の前や宮殿の近くの街路樹のもとに、花束を手向けたり、「私たちの女王、愛しています」など書かれたメッ
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