仙台高裁の岡口基一判事(56)による交流サイト(SNS)への3件の投稿で侮辱されたとして東京都江戸川区の女子高校生殺害事件の遺族が、岡口氏に計165万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、うち1件で不法行為の成立を認め、計44万円の支払いを命じた。 現職裁判官に賠償が命じられるのは異例。清野正彦裁判長は「遺族らの名誉を毀損し、事実に反して人格を否定する侮辱的表現」と述べた。不法行為と認めなかった投稿についても「軽率のそしりを免れず、現職裁判官に課せられた義務に違反する不適切な行為」と批判した。
![岡口判事に44万円賠償の命令 SNS投稿、事件遺族を侮辱 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3387e6a8a62bc5ddaf53bb9f1216d54c68dfb47d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Fc_fill%2Cw_400%2Ch_210%2Cg_faces%2Cq_auto%3Aeco%2Fch%2Fimages%2F991609983117803520%2Forigin_1.jpg)