関東を中心にホームセンターを展開するカインズ(本社・埼玉県本庄市)は22日、6月から販売している除菌ウエットティッシュに仕様外のメタノールが混入している可能性があるとして販売を停止、回収すると発表した。販売数はオンラインを含め43都道府県で約24万5千個という。 回収するのは、「アルコールタイプ 除菌ウェットティシュー」の詰め替え用を含めた158円から398円までの5種類。 メタノールは有機溶媒などとして用いられるアルコールの一種。脱脂力がありカー用品や床の掃除具に使われるが、直接、肌に接する製品には使わない。8月に「異臭がする」との苦情が2件あり、回収して調べていた。同社によると、健康被害の報告はなく、使用した場合でも影響が出る可能性は低いとしている。 問題の5種類は、同社が仕様書を添えて中国江蘇省の工場に製造を委託。同社によると、工場でメタノールは扱っていないという。混入の原因を調べて
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