東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、千葉県の森田健作知事は2日の記者会見で「安全性の確認はすべきだが、考えていかなければならない」と述べ、前向きな姿勢を示した。 千葉県は、旭市など県内の津波被害で生じた大量の廃棄物の処理を続けており、3月末までにめどがつけば、その後に受け入れる見通し。 森田知事は「東北の被害は甚大だ。お互いに助け合わないといけない。千葉が片付いたらお手伝いするのは当たり前だ」とも述べた。 首都圏では、東京都が昨年11月に岩手県宮古市のがれきを受け入れ、神奈川県の黒岩祐治知事も県内で処理する方針を表明している。