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ブックマーク / imidas.jp (3)

  • 「光州事件」を超えて〜韓国民主化の中で40年生き続けた光州5.18を知る(上)(徐台教)

    2018年、『タクシー運転手〜約束は海を越えて~』と『1987、ある闘いの真実』という2韓国映画が日で静かなヒットを呼んだ。それぞれ1980年5月の「光州5.18民主化運動」と1987年6月の「6月抗争」という、韓国の民主化と関わる大きな歴史的事実を題材としたものだ。 この二つは別々の出来事ではない。それどころか「光州5.18がなければ6月抗争もなかった」と言われるほど密接な関わりがある。韓国で5月、6月は韓国民主化を考える上で欠かせない時期とされる。稿を通じ40周年を迎えた「光州5.18」を理解することが、今なおダイナミックな韓国社会を知るヒントになるだろう。 旧全羅南道庁の全景。今は「5.18民主広場」と名を変えた手前の噴水台のある広場を含め、光州5.18民主化運動の中心地となった。(筆者撮影) (1)想像を絶する出来事 習志野に拠地を置く第一空挺団は、日自衛隊における最

    「光州事件」を超えて〜韓国民主化の中で40年生き続けた光州5.18を知る(上)(徐台教)
  • 連載「戦争と平和のリアル」第34回速水螺旋人「戦争と想像力」

    2015年にノーベル文学賞を受賞したベラルーシ出身の作家、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによる証言集『戦争は女の顔をしていない』は、1985年に原著が刊行され、日でも2008年に群像社により翻訳出版された(現在は岩波現代文庫に所収)。そのコミック版(小梅けいと作画、KADOKAWA)は、2019年4月にComicWalkerで連載が始まってすぐに、読者から熱い歓迎の声が寄せられた。 舞台となっている「独ソ戦」に関しては、ナチスの蛮行や太平洋戦争と比較すると、これまで日ではあまりスポットが当たることがなかった。コミック版の何が読者を引き付けたのか、そしてマンガだからこそ伝えられるものはあるのか。コミック版の監修を担当した、マンガ家・速水螺旋人(はやみ・らせんじん)さんに話を聞いた。 500人以上の「語り」から、見えてくる戦争 独ソ戦とは1941年から45年にかけておこなわれた、ナチス

    連載「戦争と平和のリアル」第34回速水螺旋人「戦争と想像力」
  • 入居審査に人生の壁を見た | 連載コラム | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

    最近、リアルに「単身女性として、先の人生への不安を突きつけられる」出来事に遭遇した。きっかけは、引っ越しを思い立ったこと。仕事の合間にネットで賃貸物件の情報を見たり、不動産屋をまわって気になるところを内見したりしていたのだが、なかなかいい部屋がない。特に私は飼いの身。「ペット可物件」となると、部屋探しはイバラの道だ。 そんな中、奇跡的に様々な条件がぴったりの物件と出合った。「ここだ!」と、喜び勇んですぐに申し込んだところ、翌日に不動産屋の青年から「大変申し訳ないんですが……」と、沈んだ声で電話があった。入居審査で「NG」だったというのである。 なんで? どうして?――混乱する私に、実直そうな青年は言った。 「おそらく、仕事が不安定だからではないかと……」 確かに私はフリーの物書き。しかし、今まで部屋を借りるにあたって「ペンネームは何か?」「どんな媒体に書いているのか?」などを根掘り葉掘り

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