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ブックマーク / kurigoto.hatenadiary.com (5)

  • 大トミノ祭:『伝説巨神イデオン』1話詳解 - ものかきの倉庫

    何だかもやもやしたので遂、『伝説巨神イデオン』1話を見てしまいました。 今作における、「あ、戦争になっちゃった、てへっ」感は、アニメ史上の白眉。 お嬢様の我が儘と現場の保身が絡み合って、一発のミサイルのスイッチが、あっという間に星を呑み込む戦火となる。 自分の事と目の前の事しか見えない人達が引き金を引いて、その後で「こいつらが俺達の星に攻め込んでくるかもしれない」などと理論武装する所が怖い。そして恐怖は伝染し、疑心は拡大し、戦いは戦いを呼ぶ。 それが真っ正面から、どこにでもある人間性、として描かれているのが物凄い。 いい時の富野演出というのは(作画スタッフの力量の影響も出てくるので、必ずしも演出だけの問題ではないですが)、空間の使い方が広い。『イデオン』は凄く、空間が広い。一方、『ザブングル』や『エルガイム』は、空間が狭い。 『ザブングル』や『エルガイム』の場合、他作品との対比もあるのでし

    大トミノ祭:『伝説巨神イデオン』1話詳解 - ものかきの倉庫
  • 『機動戦士ガンダム』、ブライトはなぜアムロにガンダムを任せたのか? - ものかきの倉庫

    『イデオン』との比較の為に『ガンダム』1話も見ようかなぁと考えていた所に、たまたまTwitterで「物語序盤で、どうしてリュウではなくアムロがガンダムに乗ったのか?」というやり取りを見て触発されて、つい勢いで3話まで見てしまいました。 「リュウがガンダムに乗り込む可能性」などチラリとも思ってみたことが無かったので、なかなか楽しい。 1話は改めて見ても、物凄く丁寧。 ファーストカットは、物語の背景を説明するナレーションに被せる形で、円筒の内側の世界。 細かい事はわからなくても、少なくとも地球や、感覚的に当然だと思っている“平らな大地”の上の世界ではない事を、映像的に見せていき、その補完として、外側――“大地の下”からビームが突き刺さるカット。またこれが、人々の生活圏を脅かす状況が発生しているという説明にもなりつつ、映像は宇宙空間へ。 ナレーションと映像で最低限、戦争が起きて、何だか大変な事(

    『機動戦士ガンダム』、ブライトはなぜアムロにガンダムを任せたのか? - ものかきの倉庫
  • 2010-09-20

    菊池俊輔も、今になってあんな歌を乗せられるとは、思わなかっただろうなぁ。 さて、神は戦いを望んだ。即座に兵が招集される。ところが古代オリエントの兵制には後の「国軍」に相当する「市民軍」がない。専制国家体制のもとで「市民」そのものが存在しなかったからそれも当然のことであった。そこで軍隊は被征服民族からの強制徴募兵と傭兵が大部分を占めることになる。 つまり売春と傭兵はともに、やがて古代ギリシャ、ローマ、キリスト教文化と発展していくヨーロッパ文明の礎を築いた古代オリエントの時代に既に自分の生身を切り売りして銭を手にする哀しい職業として存在していたのである。 〔『傭兵の二千年史』(菊池良生)より〕以下、ゲーム『ファイアーエムブレム〜紋章の謎〜』(以下、FE)に関する、阿呆な話です。 元ゲームを知らない方には全く意味不明の内容が延々続きますので、どうぞすっ飛ばしてください。 ……というわけで、今読ん

    2010-09-20
    emiladamas
    emiladamas 2010/12/05
    「ファイアーエムブレム~紋章の謎~」の傭兵について。
  • 2010-07-21

    『円盤戦争バンキッド』の主題歌はやたらに熱い歌詞なのですが、作詞が長坂秀佳か……! 『寄生獣』感想シリーズ、たぶん最終回。 15年後の『寄生獣』(岩明均)、感想と考察 『寄生獣』感想・追補1 『寄生獣』感想・追補2 『屍鬼』は、1998年に刊行された小野不由美(代表作:<十二国記>シリーズ)の長編小説。ハードカバー上下巻、のち文庫全5巻で発売。 特に『寄生獣』とこの作品の間に明確な関係があるわけではないのですが、たまたま続けて読むタイミング(『屍鬼』→『寄生獣』)になった時に、作品構造こそまるで違うものの、共通するテーマや要素が幾つか見えたのが面白かったので、『寄生獣』に関する落ち穂拾いの意も含めて異形テーマの普遍的な部分についてもう少し考えてみようかというものです。 同時に、単独で読んだ時には「これはもう、凄すぎて感想が書けない」と思った『屍鬼』に対して、少しばかりのアプローチを試みよう

    2010-07-21
  • 2010-06-03

    おかしいなぁ、どうして私がこういうものをちょちょいと描くと、物凄く邪悪な感じになるのだろう。 ちなみに私の中では、どーもくんの幼生という設定です。 地球上の誰かがふと思った ――人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずにすむだろうか…… ――人間の数が100分の1になったらたれ流される毒も100分の1になるだろうか…… ――生物の未来を守らねば………… ある日、突然現れた謎の寄生生物。 それは人間の脳を奪い、首から上と同化する事で全身を操り、そして人間を喰う。 高校生、泉新一は、寄生生物の侵入を途中で阻止した事により、右腕だけを奪われる。そして、様々な形に変形し、己の意識と知性を持った寄生生物、名付けてミギーと、不思議な共生関係を送る事になるのだった……。不朽の名作、今頃になって読みました(読んだのは通常版全10巻)。 既に色々と語られている作品かとは思いますが、思い浮かぶままに感想な

    2010-06-03
    emiladamas
    emiladamas 2010/12/04
    寄生獣について。
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