先日行ったニコ生放送の評判がよく、うれしい限りです。 放送直後に「こういう、マクガイヤーさんにしかできない科学的な視点からの映画解説を毎回やって欲しいんですよ!」とディレクターからベタ誉めされたのですが、毎回は無理ですわあ。 まず、『オデッセイ』みたいに、科学的な基礎知識がないとよく分からない描写があって、しかもそれは映画化にあたってあえて描写を省略しているだけで科学的に間違っているわけではなくて、そしてなおかつ面白い映画というのは非常に少ないわけです。テーマ選択における幅の狭さの問題ですね。 あと、『オデッセイ』は小説『火星の人』の映画化なのですが、驚くべきことに、映画も原作小説もだいたい同じ話で、なおかつ両方とも面白いわけです。こういう例も非常に少ないわけですね。 火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) アンディ・ウィアー 小野田和子 「原作は面白いのに映画はクソ」みたい例は山の
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