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ブックマーク / tdaidouji.hatenablog.com (5)

  • 呉座勇一「戦争の日本中世史」新潮選書2014.1. - 旧tototo

    同じ著者の「応仁の乱」が面白かったので読んでみたところ、だいぶ若書きというか暴走気味で「学術的な歴史」としては微妙なのだけども、それゆえに興味深いところがあるなあと思ったので、主にそちらについて。 「応仁の乱」のほうは漠然とした総論で大づかみに語られる日史上の一大エポックを細かい事件経過で綴るというもので、こちらは著者のやるべきスタイルが確立した、とても良いだった。 一方、それ以前に書かれてるこちらのは、たぶん若手が張り切りすぎて空回りしてるんだろうなあ、もしくは時間も準備もないまま慌てて書いてしまって取り繕いようがない、という感じの力み具合があって、個別の記述は面白いところも多々あるんだけれども、全体をまとめようとして導入した視点というか史観が「戦後のマルクス主義階級闘争史観の批判」で、著者自身も「書は非常に偏っている」とか「一種の思考実験」とかエクスキューズを述べてるんだけど

    呉座勇一「戦争の日本中世史」新潮選書2014.1. - 旧tototo
  • 「ラブライブ!」 - 旧tototo

    いまさらですが第一期です。 1話を見たときの高揚感といいますか「ついに来たか!」という興奮も束の間、あまりに期待しすぎた僕の目論見は話数が進むごとにしおしおと萎み、しかし酷い出来ではなく、むしろ良作の部類に入るので勝手な思い込みに突っ走って素直に見れない自分がみじめ、という感じ。 期待しちゃったのは勿論、1話の唐突ダンスのインド映画テイストでした。 金のない日の映像業界ではCGを使ってショボイ「なんちゃってCG」にならずに済むわけもなく某実写デビルマンを量産してく他なく、ただ暗澹たる負け犬ロードが待っていた。しかるに日ゲーム業界は「まだだ……まだ、俺たちには<萌え>がある……!!」と言ったかどうか、「時代は動き萌えです!これからナムコが萌え業界をひっくり返しますよ!!」と「ゆめりあ」を発売。しかし当時は力及ばずネタ消費され、3D萌えキャラっつったらシャイニングフォースEXAやラブデス

    「ラブライブ!」 - 旧tototo
  • 人がいない件 - 旧tototo

    http://anond.hatelabo.jp/20140406161839 うんまあ。大変だよね、と思います。はい。 人手が足りない件については、消費税駆け込み需要や、消費税後の落ち込みを回避するための公共事業がらみや、為替差益で儲かっちゃった会社は利益が出てるうちに大量採用しちゃおっかな(後で振るい落とし&リストラするの込みの採用)等々で、今が特にややこしいとは思います。 そのへんはさておき、飲関連小売については、バイトが足りない大きい理由の第一に、コンビニや飲のチェーン店が出店強化してる、ってのがあります。 出店強化する理由は、コンビニだと店舗当たりの売り上げが落ち込んでるから売上を伸ばすには店を出すしかない、ってのと、あと「余所に出されてシェアを奪われるぐらいならうちが出す」みたいなドミナントの理屈や大量仕入れ・ロジスティックス管理上の理屈の話とかあります。 お店の数は増えて

    人がいない件 - 旧tototo
  • すごく、よく見かける「問題設定」なんだけど - 旧tototo

    ライトノベルの主人公に親がいない設定ばっかなのは何で?」 http://mubou.seesaa.net/article/369484260.html いつもみんな、ややこしいことを言いたがるのだが、実際には @oyomot: いやごく常識的に物語論的に主人公が主体的に動くこと考えたときに現代日で子供が主体的に動ける環境を考えてったら保護者がいたら邪魔なだけじゃん。主体的に動くために親と対決するだけで1巻終わっちゃうよ / “漫画小説における「日常と…” URL 2013-07-17 17:39:36 via Hatena 以外の意味なんかまるでなく。 実際に親が作中で出しゃばったてきたらどうなるか、想像すりゃ一発でわかると思うん。 これについては、宮崎駿も同じようなこと言われて「親を出したら子供を動かせないでしょ」と切り捨てていたのだが、にもかかわらずインタビューしてる稲葉振一郎が

    すごく、よく見かける「問題設定」なんだけど - 旧tototo
  • 2013-04-05

    第1回の議事録で大体の方向性がわかるよ。 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cool_japan/ まあ、この手の全般に言えるけど言ってる人間が言ってることを信じてないのがアリアリと滲み出てる上に、はなから実体のない官製用語に無理やり実態をくっつけようって主旨の話なので、読むのは基的に時間の無駄ですが、『安物のユニクロ、これはほとんどがメードイン・チャイナだから日ブランドとは言えない』とか、うわぁってフレーズがちりばめられてたりするので、そういうのが読みたい人には。 紙芝居のおじさんが『黄金バット』とかをそこで見せてくれる。けれど、これではお金を取らないのです。つまり、紙芝居でお金を取るのではなく、アメを売って商売にしている。でも、そのころはいい時代ですから、お金がない子も後ろのほうで見なさいと言って見せてくれるのです。私は、このクールジャパンというのはこ

    2013-04-05
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