『長期投資のどこで利益確定を入れるか』社会的な産業構造の変化が追い風となり今期来期も好業績を会社側は予想しているため長期持ち合い圏をブレイク上伸したところから買った投資家も多かったことでしょう。そして見立て通り株価は伸び昨年、2倍強の8930円まで上昇しました。 ところが、それ以降、まさかまさかの下落続き。持ち合い圏ブレイクのほぼスタート地点まで株価は調整しているのです。 見立て通りと株価が上昇して喜んだ長期投資家が一転、株価調整に変わり、日々、含み益が減少していくときの気持ちは、多くの投資家にも覚えがあるのではないでしょうか。業績の成長と今後の成長余力を信じて買ったわけですから、長期でずっと保有を決心していたのに心がぐらつくのは想像に難くありません。 もちろん、業績が悪化して株価の下落が続いているわけではありませんし、国内大手証券は最上位の格付けを継続しています。 何が起ころうとも動じず、超長期で保有するというのもひとつの選
