夏本番を前に、うちわの生産量シェアが全国の9割を占める香川県丸亀市で、作業がピークを迎えている。 「丸亀うちわ」は江戸時代に生産が盛んになり、地場産業として発展。現在は年間約1億本を製造しており、約9割は骨格部分がプラスチック製という。 一方、同市塩屋町の県伝統工芸士、早川喜美子さん(90)の工房では、職人5人が手作業で竹骨に紙を張り付けるなど昔ながらの工法を守っている。天井には乾燥のため、紙張りをしたうちわが所狭しと並ぶ。1日約500本を生産する。【大西岳彦】
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