外国人の講師と遊びながら英語を身につける民間学童「キッズデュオ」の授業。子どもたちはゲームや歌を楽しんでいた=名古屋市千種区 新しいスタイルの民間学童保育が反響を呼んでいる。利用料は従来の学童保育よりも高めだが、英語を教えたり、食事を出したり、夜遅くまで預かったり。背景には、保護者のニーズの多様化がある。 名古屋市名東区にある児童滞在型おけいこ施設ファミリーズは、今年で6年目を迎える民間学童。「運営面で親の負担がなく、お弁当もいらない。それが一番の特徴」という。有料で学校や自宅への送迎があり、英語やそろばんなど習い事もできる。同区や千種区からやってくる小学生が毎日40人ほど利用する。 佐藤嘉高代表は「働いている保護者は仕事だけでも忙しい。従来の学童保育のように、保護者による運営会議が頻繁にあったり、運営費を捻出するためのバザーを開いたりする負担を軽減したい」と話す。将来的には市内に5