戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」が、松江市の小中学校の図書室で自由に読めなくなったことについて、堺市北区の学童保育指導員、樋口徹さん（５５）が、閲覧制限を指示した松江市教委に「自由に読めるように戻してほしい」と求めるネット署名を呼びかけたところ、２日間で５千人分が集まった。 　樋口さんは１６日夜、ネット署名サイト「Ｃｈａｎｇｅ．ｏｒｇ（チェンジ・ドット・オルグ）」に、自身が学童保育で接している小学生が「ゲン」を読んで原爆の恐ろしさや平和を学んでいると記し、署名を呼びかけた。署名はツイッターやフェイスブックを通じ海外在住者まで広がり、サイトを運営するハリス鈴木絵美さんは「これほど短期間に５千を超える署名が集まるのは極めて異例」。樋口さんは署名が１万を超えたら松江市教委に提出する。 　市教委によると、１８日夕までに全国からメール約２５０通が届き、その大半が市教委の対応を批判する内

和歌山県海南市大野中の建具店経営、梅本忠弘（たみひろ）さん（７０）方で１７日午前９時４５分ごろ、井戸の清掃をしていた梅本さんが体調不良を訴え、井戸から出られなくなり、助けようとした長男の和洋さん（３９）も井戸の中で意識を失った。２人は病院に運ばれたが、死亡した。 　海南署によると、忠弘さんは１７日午前９半ごろから深さ約７メートル（水深約２メートル）、直径約７０センチのコンクリート製井戸の内部で清掃をしていたが、中に入って間もなく「気分が悪い。井戸から出られない」と家族に訴えた。その後、和洋さんが井戸内に入ったが、ともに意識を失った。 　同日午前１０時半ごろ、家族から１１９番通報を受けた消防隊員が２人を井戸内から救助したが、忠弘さんが午前１１時半ごろ、和洋さんが午後１０時半ごろ、死亡が確認されたという。海南署が死因と事故原因を調べている。井戸の水は生活用水に使っていたという。 　近くに住む６

（ＣＮＮ） デンマークとスウェーデンの間のエーレスンド海峡で男性の性器にかみつくとされる南米原産の魚「パクー」が見つかり、デンマーク国立歴史博物館の教授が男性の遊泳客らに注意を促していた問題で、同教授は１７日までに発言は「冗談のつもりだった」と弁明した。 デンマーク人漁師が同海峡で今月パクーを捕まえた後、ペーター・ラスク・メラ教授は９日の声明で、男性は海水着のひもをしっかりと締めたほうが良いなどと指摘。この魚は男性の睾丸（こうがん）を好物の木の実と間違えるとも説明していた。 警告の撤回については、海水着などに絡めた表現がニュースの見出しになるほど注目されるとは考えていなかったと釈明した。 同教授はＣＮＮの取材に、デンマーク沿岸海域により多くのパクーがいるのかどうかを確認するまでの注意を促す半ば冗談の警告だったと説明。ただ、同国海域でパクーに遭遇し、かまれることはまずないと付け加えた。今回見