(CNN) メキシコ湾の石油掘削施設付近で火災が起き、海上に巨大な炎の輪が出現した。メキシコの国営石油企業ペメックスによると、約5時間半後に鎮火した。 巨大な輪はSNS上で「炎の目」と呼ばれ、オレンジ色の溶岩にも似た画像が拡散した。 現場は同国南東部カンペチェ沖にあるペメックスの海上掘削施設付近。同社によると、海中パイプラインからのガス漏れが原因で、2日午前5時15分ごろに出火した。施設から避難した人や負傷者はいなかったという。 ロイター通信によれば、メキシコの安全規制当局は「石油漏れは起きなかった」とツイートしたが、海上で何が燃えたのかは説明していない。 ロイター通信によれば、ペメックスは直径約30センチのパイプラインの栓を閉めたと述べ、原因を調査すると表明した。同社の施設では過去に何回も大規模な事故が起きている。