やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 環太平洋経済連携協定(TPP)が、各国の批准を前に、失速し始めた。「21世紀の経済ルールを
コスト高でもFRを採用。BMWの矜持 まずは簡単に1シリーズの歴史を紹介しましょう。1シリーズが誕生したのは2004年とそれほど昔のことではありません。近年、世界的に人気が高まっているプレミアムコンパクト(高級小型車)としてBMWが世に送り出したのが1シリーズです。 このクラスは、メルセデス・ベンツやアウディ、レクサスなど錚々たるブランドたちが、シノギを削る”超” 激戦区。そんな中でBMWは、このクラスで唯一FR(後輪駆動)を採用しているのが特徴です。多くのブランドが、開発コストが割安なFFを採用する中、コストが高くともBMWは伝統のFRにこだわっているわけです。もちろんその分、FRを採用したことで、1シリーズは前後の重量バランスが50:50と優れており、よりスポーティな走行を楽しめます。BMWの「駆けぬける喜び」は、1シリーズにもしっかりと宿されているわけですね。 現在はハッチバックモデ
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