イスラエルが堂々と使っている「白リン弾」の恐怖 2009年01月18日10時00分 / 提供:ゲンダイネット イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区侵攻から2週間あまり。死傷者は4500人を突破し、多くの民間人が戦闘に巻き込まれている。ここにきてヤリ玉に挙がっているのが、「白リン弾」の使用だ。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏はこう言う。「高度300〜400メートルの地点で白リン弾を破裂させると、親指大のリンが雨あられのごとく地上に降り注ぐ。人間に付着すると衣類や皮膚を貫通して体内に潜り込み、骨を溶かすほど激しく燃え続ける。世界でもっとも人口密度の高い地域であるガザでの使用は、人間を焼き打ちにするのと同じ効果があるのです」 国際条約で使用が禁止されてはいないものの、国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、白リン弾を焼夷弾とみなし、「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」の