働く人の給与総額のことし4月の速報値は去年の同じ月を0.1%下回り、4か月連続のマイナスとなりました。 それによりますと、基本給や残業代などを合わせた働く人1人当たりの給与総額は平均で27万7261円と去年の同じ月を0.1%下回り、ことし1月以降4か月連続のマイナスとなりました。 物価の変動分を反映した実質賃金も去年の同じ月を1.1%下回り、4か月連続のマイナスとなっています。 去年より低くなった背景について、厚生労働省は調査対象の事業所の一部がことし1月から入れかわったことも影響しているとしています。 そのうえで「給与水準の低いパート労働者が増加傾向にあり、平均給与が押し下げられたとみられる。物価も上昇した影響で、実質賃金もマイナスとなった」としています。
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