いびつな絆…大人になりきれぬ集団「関東連合」 カテゴリ:雑談 「少年時代のつながりがゆがんだ形で温存された、大人になりきれなかった大人たち」 東京・六本木の集団暴行死事件で20~30代のOBら8人が逮捕された暴走族「関東連合」。その特徴を一言で表すと、こうなるだろう。昭和48年に東京都世田谷区や杉並区の暴走族の連合体として結成され、平成15年に解散。OBらは元横綱朝青龍や歌舞伎俳優の市川海老蔵さんなど、六本木周辺で発生した有名人をめぐる事件やトラブルで、たびたび登場してきた。 暴力団と違い、組織としての実体がないにもかかわらず、電話一本でOBらが瞬く間に集まり、集団で襲撃に及ぶといういびつな「結束力」を生んだ背景には、彼らの世代の“特異性”があるようだ。 関東連合で一時期リーダーを務め、今回逮捕された石元太一容疑者(31)の著書『不良録』によると、メンバーは現役当時、金属バットなどで武装し